てかてんの書斎

本業はメーカーの商品開発エンジニア。自宅ではもっぱら読書を楽しむ書評ブロガーとして活動中。読書は年間100冊ペースで、小説でもビジネス書でもなんでも読みます!ブログでは、書評・本から得た学びと考え・その他雑記記事を書いています。

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集中力を高め、集中を長持ちさせる仕組みを作ろう

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時間管理を行って、スキマ時間やながら時間を見つけ出し、そこで勉強や読書ができる状態になったとしても、それだけでは成果につながらない場合があります。
 
時間を手に入れても、その時間を使う「あなた」がどういう使い方をするかによって、結果は変わるということです。
 
時間の使い方は本当に様々で、同じ勉強をして時間を使う場合でも、人によってまったく異なった使い方にはなります。
 
使い方には、いくつかあります。
 
集中して使う、優れた教材で使う、時間を意識して使うなど、時間を過ごす上で関わる要素がたくさんあるのです。
 
 
その時間の使い方の中で、今回は「集中」について考えていき、その集中を保つ仕組みを考えたいと思います。
 
 
 
 
 

集中していない時間は、思った以上に多い

 
 
人間はほとんど集中力が続きません。
 
集中しているつもりだったとしても、頭の中では他のことを考えたり、テレビを眺めながらだと思考が止まったりと、実は集中できていないことが多々あります。
 
一般的には30分程度しか集中は続かないとされていますが、これも集中力を鍛えている現役時代、つまり受験生や大学生などで見た場合です。
 
だとすれば、私達は非常に短い時間でしか、集中力を保つことができないことになります。
 
私の実体験から考えても、30分も集中できるのは稀で、集中するための仕組みを駆使しても15分に1度は気が散って、違うことに取り組んだりスマホを操作したいりしています。
 
15分で次の作業を開始したり、スマホのメモに目を通したりしているのですが、これにも理由があります。
 
 
すぐに休憩や娯楽に手を出すと、今度は休憩や娯楽のほうが楽しく気楽であるがゆえに、元の作業に戻れないほど打ち込んでしまう可能性があるからです。
 
 
勉強をしているなら15分毎に科目を変える、読書をしているなら15分毎に読む本を変えるなどすれば、集中も継続しやすいのでおすすめです。
 
 
 
 
 
 
 

集中に必要な条件は、快適・静か・邪魔が入らないの3つ

 
 
 
同じ30分という時間を手にしたとしても、その時の状況や環境次第で集中力は変わります。
 
みなさんも経験があるかと思いますが、体調が悪い時や周りがうるさい時などは集中することが難しい。
 
集中するためには、それらの外部的要因と内部的要因を出来るだけ取り除く仕組みが必要になる、というわけです。
 
 
私が考える、集中の条件は以下の3つです。
 
 
・ 快適である
 
・ 静かである
 
・ 邪魔が入らない
 
 
ひとつずつ見ていきましょう。
 
まず、快適であるということです。
 
この快適というのは、体調が優れていて、疲れも溜まっておらず、リラックスした体勢で、かつ快適な温度・環境であることを指します。
 
ここまでの好条件が揃うことはなかなかありませんが、体調・疲れ以外の条件は、自室などで整えておくことが大切です。
 
自室が整理整頓されていて、いつでも勉強や読書などに打ち込める環境になっていれば、集中できる条件はある程度揃えられるということです。
 
 
 
次に、静かであることが条件として挙げられます。
 
静かであれば、いまやっていることに集中して取り組みやすくなります。
 
人によっては、
 
「俺はテレビの音がしたり、周りで話し声がしたりするほうが集中できる」
 
なんて言葉も聞きますが、それは集中しているつもりにすぎません。
 
 
脳科学では、「人間は1日に数万回ものごとを考えている」と言われています。
 
説によってもまちまちですが、1日16時間おきているとすると、1秒に1回ものごとを考えると57600回も考えていることになります。
 
 
運転中に割り込んできたドライバーがいたとき、
 
「なんだこいつ、あぶねえな」
 
と考えると、すぐ次に、
 
「この車はまだローンも残ってるんだ」
 
「あと100万だぞ」
 
「しかも俺はまだゴールド免許なんだ」
 
「そういえば次の免許更新はいつだっけ?」
 
 
みたいに、思考が勝手に進んでいきます。
 
何が言いたいかと言うと、テレビを見たり話し声が聞こえたりすると、本人は意識していなくても脳は勝手に思考を広げていくということです。
 
つまり、周りで音がする環境だと、集中しているつもりでも、脳は他のことを考えてしまう可能性がある、といえるのです。
 
これなら、静かな環境のほうが間違いなく集中してものごとに取り組むことができます。
 
 
 
 
 
最後は、邪魔が入らない状態であるということ。
 
せっかく集中していたのに、メールがきて集中がきれてしまった。
 
なんて経験は誰にもあることでしょう。
 
メールの他にも、電話、SNSの通知、家族や友人から話しかけられるなども集中力の妨げになります。
 
集中は、作業興奮によっても促進されますが、一旦断ち切るとなかなか取り戻せません。
 
 
 
作業興奮に関しては、「ルーチンワークには作業興奮が起こりやすい仕組みを作ろう」のエントリに書いているのでご参照ください。
 


ルーチンワークには「作業興奮」が起こりやすい仕組み作りをしよう - てかてんの書斎

 
 
せっかくの集中は、途切れる時間までは持続できるように工夫しなければなりません。
 
 
 
 
 
 
 

この時間は集中すると決めておく

 
 
先ほどの話の続きになりますが、せっかくの集中は途切れるまでやるのが理想です。
 
そのためには、「この時間は集中してやる」と決めて、集中できる環境で、邪魔が入らない状態にしてから取り組む必要があります。
 
時間の終わりが決まっていれば、不思議と集中できるものです。
 
ですから、本来は時間の終わりが決まっていて、かつ短い時間である「スキマ時間」だと集中しやすいのですが、スキマ時間は基本的に集中しづらい環境にあります。
 
駅のホームで電車を待っているときや、待ち合わせ場所で友達を待っているときなど、周囲の音が気になって集中の妨げになるからです。
 
 
では、どの時間帯で集中すると決めておくのがベストなのでしょうか?
 
 
出来るだけ毎日、まとまった時間(30分程度)が取れて、かつ集中できる環境を作り出せるのは、やはり「自室」でしょう。
 
 
自室を集中できる環境にカスタマイズしておき、お風呂もすませたリラックス状態でスマートフォンをマナーモードにしたうえで、30分のタイマー設定までしておけば、しっかり集中することができます。
 
どんなに忙しい人でも、1日30分を自室で取ることは、不可能ではないはずです。
 
 
なんとなく時間ができたから勉強や読書をするというスタイルも、時間を大切にする上で重要ですが、「集中する」ためには、時間を決めて自分から時間を作りだしましょう。
 
 
 
 
 
以上が、私が今考えている集中について、なのですが、もっと深く考えていくためには「脳科学」を学ぶ必要があるようです。
 
人間の脳は、まだまだ解明されていないことばかりです。
 
「集中」に関しても、脳のどの部分が関係しているのか、どういう心理状態だと集中しやすいのかなど、使える要素はあると思います。
 
知識をつけ、工夫をこらし、さらに集中できる仕組みを考えていきたいと思います。