てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

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人生の目的 自分の探し方、見つけ方

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【 年間120冊読書計画 22冊目】

 

「人生の目的 自分の探し方、見つけ方」
 
 本田 健 著 読了。
 

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 「大好きなことを見つけて、それをライフワークにしよう」というテーマの下、「お金の専門家」として活躍されている本田さん。著作はほぼ毎月1冊のペースで出版されており、「○○の内に(ために)しておきた17のこと」という著作名のシリーズは、人気を集めています。(大和書房、大和文庫)著作の累計発行部数は600万部を超え、2015年からは海外での出版も計画されているらしく、国内だけでなく全世界で「大好きなことをやって生きる」ことを伝えていく活動をされています。
 
 さて、様々な著作を持たれている本田さんですが、今回書評を書かせていただくのは「人生の目的」です。あなたの人生の目的は何ですか?と問われたとき、すぐに答えられる人は非常に少数派だと思います。私も、自分の人生の目的なんてスケールの大きいことは、答えられそうもありません。しかし、そうした「人生の目的」を見つけることができれば、私達の生活は大きく変化し、毎日いきいきと「人生の目的」のために活動できるのではないか、と羨ましく思います。
 
 私は読書好きだからこそ、本を読む楽しさや素晴らしさを多くの人に伝えて、読書好きを増やしていきたいと思っています。実際には微力ながら、読書の楽しさを伝える活動をしているのですが、こうした取り組みも小さく見れば「人生の目的」と言えるのではないか、と感じています。今はまだ規模は小さくても、継続していくうちに大きくなれば、立派な「人生の目的」になり得ます。
 
 
 
 
 

■ 自分の「人生の目的」は、どうすれば見つかるのだろうか

 
 
 「人生の目的」というとても大きなテーマを前にして、私達はまず何をやっていけばいいのでしょうか。私も「人生の目的」を探しましょう、と言われても、立ち止まって何もできない自信があります。そこで、「人生の目的」の中で書かれている「自分の人生を決めつけない」というトピックを引用します。
 
 
●●
 
 人生の目的を頑張って見つけようとすると、落とし穴にはまる人が出てきます。
 たとえば、人生の目的を上から目線でとらえて、「人生とはこういうものだ」と決めつけてしまう人がそうです。
 
 「熱く生きなければならない」
 
 「誰かの役に立たなければならない」
 
 そんなふうに、人生の目的に、「ねばならない」という使命感をもたせてしまうと、どこかで無理が出て、毎日が苦しいものになってしまいます。
 それとは反対の考え方で、「人生の目的なんか見つかるはずがない」という悲観的な人もいるでしょう。
 たとえ人生の目的を見つけかけたとしても、「自分にはそんな才能はない」「資格がない」と卑屈に考えてしまうと、結局は何も変えられなくなってしまうのです。
 
 
中略
 
 
 「これかな?」と思うことがあれば、少しやってみましょう。考えてもみなかったところに人の才能は眠っています。冗談でやりはじめたことがライフワークになることもよくあるのです。
 
 
●●
 
(「人生の目的」より引用しました。)
 
 自分の「人生の目的」を見つけるときに、「~しなければならない、ねばならない」という理由付けでは見つけることはできないと語られています。確かに、「人生の目的」は長い期間をかけて自分が楽しめることでなければ続くはずもありませんし、目的を果たすこともできないと思います。「やらなければならないこと」となった時点で、それは「人生の目的」ではないのかもしれません。むしろ、「やるな」と言われてもどうしても「やりたいこと」のほうが、「人生の目的」となりやすいかもしれません。
 
 
 
 
 
 

■ 私達が人生で不幸を感じるのは、自分の理想と異なるとき

 
 
 「人生の目的」を探す際に、まず考えたいのは、「なぜ人生の目的という使命にも似たものを探したいのか」ということです。それは、今務めている会社の仕事にやりがいを感じなかったり、日々をわくわく楽しいものにできていなかったりと、現状からの打開を考えているからではないでしょうか。毎日楽しみながら働くことができて、それ自体にやりがいを感じて、結果もついてくるような理想的な仕事を追い求めているのかもしれません。
 
 こうした「現状への不満」について、「人生の目的」では以下の様に書かれています。
 
 
●●
 
 私たちの不幸の原因は、自分が理想とする人生を生きていないことにあります。
 あまり考えずに親が望んだ職業に就いたり、友人やパートナーが望む人間になろうとしたりすると、自分を失ってしまいます。
 ある男性は、いまの会社を辞めたいと思っていました。部署が変わり、自分のやりたいことができなくなってしまったからです。ちょうど同じ頃、知人が起業して、「一緒にやらないか」と声をかけてくれたこともあり、奥さんに転職したいと打ち明けたところ、「そんな小さな会社の社員じゃ、子どもが結婚するときに恥ずかしい」と反対されたそうです。
 結局、転職はあきらめてしまったそうですが、本当にそのままでよいのでしょうか。
 
●●
 
(「人生の目的」より引用しました。)
 
 
 周囲の人の目を気にして、自分のしたい様に出来ないという場面は、年を取る毎に増えていきます。「今の職業のほうが安定しそうだから」とか、「子供がいるから、家庭があるから」とか、「親や友人の目が気になるから」といった理由で、新しいことに踏み出せないということは良くあります。もちろん、無謀なチャレンジに対して勢いだけで始めようとするのは間違えています。下準備や下積み時代、しっかりとした勉強、結果を出すための熱意など、たくさんの時間と労力は必要になります。そこまでのリスクを払ってでもやりたいのかどうか。現状を打開するためには、リスクなしではどうにもならないということですね。
 
 
 「人生の目的」を見つけるのは並大抵のことではありませんが、せっかくの長い人生ですから、何か大きな目的を見つけ、それに対してこつこつ努力を積み重ねていくことは、楽しく・充実した・素晴らしい生活なのだろうと思います。
 
 
 
 
それでは22冊目、読了です。
 
 
22 / 120
 
 
 
人生の目的~自分の探し方、見つけ方~
本田 健
大和書房
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