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てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

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どうやって年間100冊以上も本を読んでいるの?という知人の質問に答えてみる

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 私は読書を始めて5年目になります。この5年間、数百冊の本を読んできましたが、今更ながらに振り返ってみると「よくもまあこんなにたくさんの本を読んだものだ」としみじみ感じます。読書を趣味にされている方は、私以上の冊数を読まれている方も、年間100冊どころではない数の本を読まれている方もいらっしゃいますが、今回は年間100冊という数字を見て「どうやって年間100冊以上も本を読んでいるの?」と感じる方に、「私の読書生活」としてお話しようと思います。
 
 これから読書を始める方、読書をしているけれどなかなか本を読む時間が確保できない方、また、読書にはあまり興味はないけど年間100冊も本を読む時間をどうやって作りだしているのだろう?と思われている方に向けて、参考になる記事になっていると思います。
 
 
 今回のトピックはこちら!
 
 

■ 「年間100冊」の本を読むためには、大体3日に1冊読めば良い

 
 
 1年間365日だとすると、年間に100冊の本を読むためには、
 
 
 
365日 ÷ 100冊 = 3.65日/冊
 
 
となりますから、3.65日に1冊の本を読めば1年後には100冊読破達成!となる計算です。しかし、3.65日というのはわかり辛いですから、わかりやすく3日で1冊として考えます。
 「え?3.65日と3日は全然違うと思う」と言われるかもしれないのでここで説明しておきますね。
 3日で1冊の本を読んでいけば、1年間で120冊程度読むことができます。
 あくまで「3日で1冊を確実に読めれば」という前提なのですが、実際には「飲み会があるから本が読めない」とか「連休中は旅行で本が読めない」とか、「体調が悪くて本が読めない」といった様々な理由で本が読めない日は必ず訪れます。
 単純に「疲れていてやる気が出ない」という日もたくさんありますから、そういった「読めない日」を考慮した上で3日に1冊読むと決めておきます。1年間に100冊読むことが目標であれば、3日に1冊読むペースは65日も余裕を持つことができますので、安心して飲み会や旅行にいって読書をさぼることができます。
 
人間は、いろいろなことがありますし、予定通りにもいかないものですから、あらかじめ「余裕」を見て「保険」を貼っておくことも、目標設定では重要な要素です。
 
 
 本を100冊と一口に言っても、本の文字数やページ数、難易度は様々ですから1冊を読み終わるペースは本によってまちまちです。
 
 例えば、ビジネス本なら180~300ページくらいのものが多く、平均を取れば大体「240ページ」前後のものが多いです。小説なら280~340ページくらいのものが多く、ビジネス書に比べると1ページ当たりにかかる時間も多いため、一概に読むペースに予想が付きません。
 
 
 
 ですから私はルールとして、以下のようなものを設定しています。
 
 
 
・ 本は1冊当たり240ページだと仮定する
 
・ 読む本はその時次第で、特にジャンルにはこだわらずなんでも読む
 
・ 基本的にどんな状況であれ毎日本を読む
 
・ 飲み会や旅行、体調不良等を除いて、基本的には1日80ページ以上読む
 
・ 週にⅠ度、読書の進捗具合を確認する
 
・ 一瞬のわずかな時間でも本が読めるように、本は常に携帯する
 
 
 
このような簡単なルールです。本は前述した通りページ数もボリュームも難易度も様々ですから、○○ページ読めば3日で1冊読める!と確実なページ数はありません。ですが、65日の余裕と飲み会や旅行、体調不良等があってもとりあえず少しでも本を読む時間を作ることで、1日当たりのページ数ノルマは「80ページ以上」と決めることができます。
 
 平均すると240ページ程度のビジネス書は、1日80ページならちょうど3日で1冊読み終わりますし、300ページオーバーの小説も、4日かければ1冊読み終わる計算です。大体このペースが守れていれば、予定通りに100冊読み終わることができます。この「1日に読むページ数の基準」が決まっていれば、「もう少し読んでおこう」とか「今日は80ページこえたけど、明日は読書に時間が使えないからあと20ぺージ読もう」といった「本を100冊読むための調整」が可能になります。「基準」を決めておかなければ、その日の気分で読書をすることになりますので、なかなか100冊という数字にはたどり着けませんし、目的意識を持つだけでも挫折せずに取り組めます。
 
 もちろん、イレギュラーな事態は起こります。どうしても本が読めない日、読んでいても捗らない日などはあるものです。それでも年に100冊読むために、「週に1度、読書の進捗具合を確認」しています。「この本は読み始めて5日目だ」とか「今月は15日になっているのにまだ3冊しか読んでいない」といった確認を週に1度することで、進捗具合に合わせて読書時間を増やしたり減らしたりということを適宜行っていきます。月末には、その月までに読んでおきたい冊数を達成しているかも確認するようにしています。
(年間100冊なら、月に8冊と少し。3月末であれば24冊読み終わっているか?と確認するだけです。)
 
 
 

■ 3日に1冊読むための1日80ページを読む時間は、どうやって作りだすのか?

 
 
  先ほどのルールに則って、1日80ページ読むためにはどうしたらいいのか?という視点で、時間を確保する方法について説明していきます。会社員や学生、主婦、フリーターなど、人によって1日の時間の使い方は異なりますから、できるだけ多くの人に当てはまりそうな内容でまとめます。
 
  まず、あなたの1ページ読むのにかかる時間を決めていきます。これは大雑把に概算するだけで良いので、適当に決めてしまいましょう。
 
  あなたの読む本のジャンルで、1ページに何分かかっているかを計測します。小説やビジネス本では文量や行間の違いから、1ページ当たりにかかる時間が異なりますので、小説とビジネス本で分けて計測します。3回以上計測すれば大体の時間が掴めるので、計測した時間の平均値をとりましょう。小説の平均値とビジネス本の平均値を足して2で割った数値が、「1ページ当たりにかかる時間」として使用します。集中して読める場合と集中できない場合でも異なりますが、そこは誤差として捉えてください。あまりがちがちに決めてしまう必要はありませんので。
 
  私は計測結果が56秒だったので、切り良く1分に設定しています。切りが良いとこの後の計算に使いやすいので、できる限り切りの良い数字にするといいでしょう。
 
 
  1ページ当たりに1分としている私を例に、1日の読書時間を決めていきましょう。前述したように、1日に読むページのノルマは80ページでしたね。では、1ページを1分で読み、1日に80ページ読むことがノルマであれば、
 
 
 
80ページ ÷ 1ぺージ/分 = 80分 (1時間20分)
 
 
 
となりますから、1日に1時間20分の読書時間を確保することができれば、年間100冊読書が達成できる計算となります。この「読書時間の基準」を計算しておくことで、どれだけの時間が必要なのか分かりやすく、読書で時間を使うために1日の時間配分を考えやすくなります。
 しかしながら、1ページ1分で読めるからといって、80ページが80分で読めるほど、人間の集中力は続きませんし、間でメールを返したりテレビに見入ったりということは多々あります。ですから、80分というのは大よその数字として考えておき、できるなら120分くらいの時間が確保できると理想的です。
 
 
 
 さて、1日に読書で使う時間が決まった後は、その時間をどうやって作りだすのか?というステップに移っていきます。私は、「本はなるべく毎日無駄にしてしまっていた時間で読む」と決めています。仕事から帰って自由に使える時間でも本を読むことはありますが、自由時間で読書をすると決めてしまうと、こうしてブログを書いたり何かを勉強したりする時間を確保できなくなります。プライベートの予定が入るとたちまち本が読めなくなってしまうことも難点。ですから、「本はなるべく毎日無駄にしてしまっていた時間で読む」と決めているのです。
 
 その毎日無駄にしてしまっていた時間というのは、以下のような時間です。
 
 
 
・ 駅で電車を待っている時間、電車で移動している時間 (バスでも同様)
 
・ 待ち合わせで、友人の到着を待っている時間
 
・ お風呂で浴槽に浸かっている時間
 
・ 会社(学校)でのお昼休み
 
 
中には毎日ではないものもありますが、上記の時間はついつい無駄に使ってしまいがちな時間です。駅で電車を待っている時間や、待ち合わせ場所で友人を待っている時間は、1分、5分といったわずかな時間であることが多いのですが、それでも本を読むことはできます。わずかな時間を無駄にしないために、本は常に1冊以上すぐに取り出せる状態で携帯すると良いですね
 
 特に、お風呂で浴槽に浸かっている時間は絶好の読書時間。湯舟にはゆっくり使って疲れを癒したいのでそれなりに長い時間を使う人が多いと思いますが、何もせずにいてはもったいないと思います。湯気で本が湿気てしまうとか、本が濡れてしまうとよく言われますが、それでも読まずに部屋に置いておくよりは濡れてでも読んだ方がいいですよね。実際に浴槽に浸かりながら本を読むとわかりますが、そんなに本に影響はありませんのでご安心ください。
 
 また、意外と盲点なのが会社(学校)のお昼休みの時間です。お昼休みですから、昼食をとると思いますが、昼食をとり終えてからも時間はあると思います。私の場合は、食後に20分程度時間が余りますので、その時間で本を読みます。同僚と話をすることもありますが、基本的には本を読んでいます。
 
 こうした時間を読書に使うことで、1日のノルマである80分にどれだけ近づけたか見ていきましょう。
 
 
 
・ 駅で電車を待っている時間 (行き帰り) 10分
 
・ お風呂で浴槽に浸かっている時間     20分
 
・ 会社でのお昼休み            20分
 
 
 
こんな感じなので、合計で50分の時間を確保できています。後は30分の時間を別のところから持ってくればノルマ達成となりますので、家に帰りついてからとりあえず10分、寝る前に布団に入ってから20分読んで、合計80分としています。
 読んでいる本が面白すぎて捗るときは、晩御飯も入浴も済ませた後に1時間程読書をすることもあります。自由な時間ですから、その日の気分に合わせて読みたいだけ本を読みます。
 
 1日のうちに、あらかじめ上記のような時間を毎日確保していくことで、無理なく読書を続けていくことができます。そのためにも、1日に読むページの基準、1日に必要な時間の基準を計算しておいて、そのノルマに基づいてうまく時間を使っていくだけで良いのです。
 前述した「無駄にしてしまっている時間」の例とは別に、ついつい無駄にしている時間を探したい場合は、「あなたがついスマホで遊んでしまっている時間」を探してみるといいでしょう。「スキマ時間」と言われるちょっとした時間があると、すぐにスマホFacebookTwitterのチェック、LINEの返信、ゲームアプリを立ち上げてしまう人は多いと思います。でもよく考えてみてください。FacebookTwitterをそんなにこまめに確認しなければならないのでしょうか。私はTwitterのヘビーユーザーではないため、こまめに確認しなくても良いだけかもしれませんが(笑)それでもついつい無意識にスマホで遊んでしまっている時間があると思った方は、ぜひそのわずかな時間を読書に使ってみてください。塵も積もれば山となる、というように、小さな時間を大切にしていけばたくさんの本を読むことができます。
 
 
 
 
 

■終わりに

 
 
 
 長々と私の読書法についてご説明させていただきました。お付き合いいただき、ありがとうございます。
 この時間の使い方は、多くの本でも言われている「スキマ時間」や「ながら時間」を読書用に活用したものになります。
 
「スキマ時間」や「ながら時間」については以下のエントリをご一読ください。
 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 
 
 資格のための勉強や、宿題のプリントやレポート作成などにも利用できる時間の使い方ですので、読書以外の方法でも使っていただけると思います。わずかな時間を積み重ねたり、ついつい無駄にしてしまっている時間を有効活用するだけでも、十分な時間が確保できることを実感してみてください。