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てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

これまで4年間読書をしてきて、「読書で変わったこと」を振り返って考えた

読書 ライフログ

 

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 私は学生の頃に読書をスタートし、かれこれ5年目に突入しました。これまでに数多くのビジネス本や自己啓発本、小説、エッセイ、パソコン関係の実用書、資格試験のテキストなどを読んできましたが、こうした読書から何を得て、自分がどのように変わってきたのかを考えたことはあまりなかったのです。
 そこで今回、「4年間読書をしてきて、「読書で変わったこと」」を改めて考えてみて、振り返ってみて、「読書の効能」について考察していきたいと思います。
 
 
 
 
 
 

■ 私が読書を始めたきっかけから振り返る

 
 
 
 
  まず最初は、私が読書を始めたきっかけから振り返ってみたいと思います。ここは読書の効能とはあまり関係がありませんので、不要な方は次のトピックまで読み飛ばしてください。
 
 
 私は20歳の頃に、あるきっかけで読書を始めました。
 当時、高専高等専門学校といって5年生の高校と大学が合体したような学校)の5年生として、就職活動の時期を迎えていました。特にこれといって目立つ能力もなく、さてどこに就職しようかな、と安易に考えていたことを思い出します。
 高専といえば、びっくりするほど就職率が高いことでも有名かと思いますが、私の時も40名の学生に対して200~300社の求人がきておりました。しかも40名のうち半分ほどは進学(高専でさらに2年学問を修めるか、大学へ編入するか)するので、20名に対して200~300社の求人が来ていたのです。倍率でいえば、一人当たり10~15倍の企業から求人がきているようなもので、びっくりしますよね。
 そんな感じで、「どこかには就職できるだろう」くらいの気持ちで就職活動を迎えました。
 
 就職担当の教授には、「あなたのやりたい仕事ができる会社をしっかり選びなさい」と言われましたが、その時にかなり違和感を感じたのです。
 
 
「自分のやりたい仕事ってなんだろう?」
 
 それまで勉強もそこそこ頑張り、スポーツにも打ち込んできたのですが、それ以外はこれといってやりたいことや趣味があったわけではありませんでした。加えて、得意科目はあったものの、その科目が好きなのかどうかはよく分からない始末。結局、求人表といくらにらめっこをしても、自分のやりたい仕事が見つからないので、どの企業を受験したらよいのか決められずに時間ばかりが過ぎていきました。
 
 そんなとき、当時お世話になっていた研究室の教授には、
 
 
「就職や進学は自分の人生を大きく左右する決断だから、学校を休んででも、部活を休んででも、しっかり考え抜ける時間を作りなさい」
 
 
と言っていただき、部活を休んで何日か真剣に「今後の人生」について考えてみることにしました。
 
 
 数日間考え抜いて出た結論は、
 
「人が作った会社に、やりたい仕事が見つかるはずがない。そもそも本当にやりたい仕事なら自分で作るしかないはず。それ以前に、自分は知らないことが多すぎて、やりたいことも好きなこともないんじゃないか?」
 
というものでした。果たしてそれが正解かどうかはわかりませんが、やりたいことを見つけるためには、今与えられている選択肢から選ぶのではなく、自分がしたいことをはっきり理解した上でとりに行く姿勢が大切だと思いました。そのためには、圧倒的に知らないことが多すぎるから、学校の勉強ではなくてもっと別の勉強をしなければ、と。
 
 そう思い立った私は、近所の古本屋に出向き、当時テレビやインターネットで注目されていた「ホリエモンこと堀江貴文さん」の本と、「起業、経営者」という言葉が含まれているタイトルの本を数冊購入して、読んでみることにしました。(自分で自分の好きなことを仕事にしてしまった人達の本が読んでみたかったから、ですね)
 
 
 それから本を読む面白さに目覚めていき、学生だった頃はお金の関係で古本を読み漁るようになっていきました。現在では読みたい本を書店や古本屋、Amazonなどで購入しては読み漁っています。
 
 
 
 
 

■ 読書をし始めてから、「勉強の習慣」が身についた

 
 
 
 
 読書をし始めてから、本当にたくさんの能力が身につきつつあると感じています。まず最初に、文章をたくさん読むので、文章の内容を理解する「読解力」が身につきます。本を読み始めた当初は、ビジネス系や経済系の知らない言葉が多すぎたことや、読解力が乏しかったこともあり、ただ文章を追いかけていくだけで内容を理解することができませんでした。同じ本を二回読んで始めてわかることがあったり、出来るだけ内容が簡単そうな本を選んで読んでみたりしていたこともありました。
 本をたくさん読んでいけば、知らない言葉に多く出会います。その都度、知らない言葉について学んでいくことができますから、次にその言葉を見つけたときはすんなりと意味が理解できます。読解力についても同じことが言えます。文章には書き方のパターンのようなものがあると感じています。倒置法や仮定法といった文法があるように、文章の書きパターンをいくつも読んでいくうちに、物語や説明の展開をスムーズに理解できるようにもなります。
 
 読解力の他にも、読んだ文章のパターンや構成を無意識に学ぶことができるので「まとめる力」が身についたり、幅広い知識が身につくので「うんちくや雑学」に強くなります。「物知り」になることができるのです。いざ文章を書く場面がでてきたときも、たくさんの文章を読んできた人は、そのパターンの中から文章を組み立てることができますし、文章の繋ぎや構成も知らず知らずのうちに身についていたりしました。
 
 このように、考えていくと本当にたくさんのスキルが身について、勉強になったなとしみじみ感じるものですが、その中でも一番自分の為になっていることは、「勉強の習慣が身付いた」ということです。本を読む「読書」という活動も、立派な勉強です。新しいことを学んだり、考えたり、すでに知っていることでも他人の言葉で読むことによって新しい発見があったり。そんな読書は、立派な勉強です。むしろ、大学生や社会人にとっては、一番やらなければならない勉強が「情報収集」だと思いますので、「読書」という勉強は早いうちに習慣化しておくことが理想的です。
 
 ですから、前述したようなきっかけではありましたが、読書を早いうちに習慣化でき、日頃から楽しんで勉強することができるようになったのは、大きな変化だったと感じています。
 
 
 
 
 

■ 読書を好きになってから、「やりたいこと」が見つかった

 
 
 
 
 読書をきっかけに勉強の習慣が身についただけでなく、もうひとつ大きな変化がありました。それは、「やりたいことが見つかった」ということです。読書を始めたきっかけとして、「やりたいことを見つけるために、選択肢として多くの知識を身に着けたい」と思っていたので、それが実現したことは非常に大きな変化となりました。また、たくさんの選択肢を見つけることでやりたいことは見つかるのだなと驚きました。
 
 さて、そのやりたいことですが、箇条書きにして以下のような感じです。
 
 
 
・ 自分の変化のきっかけになった読書をもっと多くの人にも実践してほしいと、「読書普及活動」を実践
 
・ 多くの文章を読む中で、自分も文章の力で人の役に立ちたいと思い、「ブログ」をスタート
 
・ 上記の続きとして、将来は「作家」になりたいと思い始めた
 
 
 読書の素晴らしさを多くの人に伝え、多くの人に文章の力できっかけを与える存在になりたいと思うようになりました。そのためには、読んだ本についてSNSやブログで情報を発信し、自分自身も文章を書く力を身に着け、最終的には本という形で発信することが夢になりました。そこで、今からでも始められることを実践し、夢に向かって努力できる日々を楽しんでいます。
 
 本が好きだから作家になりたいというのは安直な考えかもしれませんが、やりたいことが見つかったというのは、私の中で非常に大きな変化となりました。やりたいことがある人生と、やりたいことがまったくない人生では、充実感も違えば成長率も違います。なにより、毎日を楽しんで取り組めるようになるだけで、仕事やプライベートのメリハリを作ってくれますし、自分自身が毎日いきいきとしていることが実感できます。もっと新しいことを学んで、その素晴らしい知識を多くの人にシェアできるような存在になりたいという欲求が、読書や勉強をより捗らせてくれているようにも感じます。
 
 まだまだ私は変化していくと思いますし、読書や勉強をこれからも重ねていけば、新しい夢に出会えるかもしれません。
 
 
 
 
 
 

■ 終わりに

 

 
 
 大袈裟かもしれませんが、読書には無限の可能性が隠されていると思っています。本はありとあらゆるジャンルがあり、そのジャンルの専門家が人生をかけて学んできた知識やスキルを体系的にまとめてくださっています。ですから、自分から学ぼうという気持ちさえあれば、読書からどんなことでも学ぶことができると確信しています。実際に、就職を控えていた私は、ビジネス関係の本を多数読むことで、仕事に対する心構えや、必要な時間管理能力、タスク管理能力、思考能力などの基礎を、読書から身に着けることができたおかげで、スムーズに社会人生活をスタートすることができました。それが微々たるものだったとしても、何も勉強していなかった場合を想像すると、今の自分はなかったように思います。
 
 これからもたくさんの本を読んでいき、自分自身を高めていくと共に、多くの人にシェアしていきたいと思います。