てかてんの書斎

本業はメーカーの商品開発エンジニア。自宅ではもっぱら読書を楽しむ書評ブロガーとして活動中。読書は年間100冊ペースで、小説でもビジネス書でもなんでも読みます!ブログでは、書評・本から得た学びと考え・その他雑記記事を書いています。

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時代性に合った起業、マイクロビジネスについて考えてみた

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 会社員生活をしていると、
 
 
 
・ 今よりもっとお金を稼ぎたい
 
・ 今よりもっと休みを満喫したい(自由な時間が欲しい)
 
・ 今よりもっとやりがいのある仕事がしたい(仕事で充実感を得たい)
 
 
 
というようなことを考えてしまいます。しかも、気が付いたらついつい考えてしまっているレベルです。
 
 会社員生活をしている人に限らず、ほとんどの人が現状に満足できず、お金や時間、充実感を満足できる新しい仕事を求めているはずです。
 
 書店にいってみても、「起業」や「ノマドライフ」といった自分でビジネスを立ち上げ、パソコンひとつで場所も関係なく働くスタイルなどをまとめた本がたくさん出版されています。これこそ、働く人達のニーズなのです。
 
 しかし、切実に現状打破を望んでいながらも、なかなか会社を辞めて独立しよう!と行動に移せないのは、会社に勤めている「安定」を崩すのが怖いからです。今の仕事を続けていれば、とりあえず給与はもらえるし、少しずつでも昇給するし、安定して暮らしていくことができる。だから仕事を辞めて起業するなんて考えられない。多くの人が、こうした思考を繰り返してしまっているのです。
 
 
 現代の働くことに関する考え方の一般論は、
 
 
「自由」を求めながらも、「安定」を手放すことができない。
 
 
というものではないでしょうか。これは間違っていませんが、自分のやりたいことを抑え込んで、一生を望まない仕事で終わらせてしまうのはもったいないとも感じます。
 
 
 さて、こうした時代性を見てきた中で、最近読んだ本から見つけた面白い起業について考えていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 

■ 時代性にぴったりの起業「マイクロビジネス」

 
 
 
 
  「安定」は手放せないけれど、「自由」は手に入れたい。そんな現代のニーズにマッチした、最近注目の起業概念に「マイクロビジネス」というジャンルがあります。
 
  マイクロビジネスを簡単に説明すると、少ない元手でサラリーマンの平均年収程度の収入を作り出す、小さなビジネスのことで、これまでの起業のように貯金をはたいて、時には借金をしてまで事業を興すやり方とは大きく変わってきています。
 
  しかも、マイクロビジネスの実例の中には、好きなことや趣味が転じてビジネスになったものや、もっとここが便利になればと改善したことにニーズ生まれたものなど、会社を作ってものを生産してという大掛かりなものとは相反するビジネスとなっています。
 
 
 
  このようなマイクロビジネスについて実例を元にまとめてあるのがクリス・ギレボー著、本田直之 訳の「1万円起業」です。
 
 
 
 「1万円起業」の中では、海外旅行券を格安で手に入れる方法を売りにして、理想の旅行プランを格安でコンサルティングするサービスや、無料メモソフト「Evernote」のヘビーユーザーが、Evernoteの活用マニュアルをまとめて販売し、ついにはそれがきっかけでEvernote社に転職が決まった人など、実に様々な事例が紹介されています。
 
 これらの例も、旅行が好きだったとか、Evernoteというソフトがお気に入りだったという「好きなもの」が転じてビジネスになってしまったもので、起業からイメージされるビジネスとは大きく違っていることがわかります。
 
 誰しも、自分の好きなことが仕事にできれば・・・と一度は考えるものですが、彼らは「自分の好きなこと」を仕事にし、サラリーマンの平均年収以上を稼ぎだして、自由な時間をも手に入れているのですから、誰にでも可能性はあるのです。
 
 
 このようなマイクロビジネスを立ち上げる準備なら、本業の仕事をしながらでも時間をみつけて取り組むことができるし、なにより好きなことを突き進めた先に収入が得られる仕事が手に入るのなら、願ってもないビジネススタイルですよね。
 
 従来の起業のように、仕事をやめてしまうことはなくても取り組める「マイクロビジネス」
 
 「副業」というカテゴリーに入るのだとも言えますが、それでも十分な収入が見込めるのなら、いずれはマイクロビジネスが本業に変わっていくのかもしれません。
 
 
 
 
 
 

■ インターネットを使ったITビジネス

 
 
 
 マイクロビジネスを考える上で、切っても切り離せないのが「インターネットを使ったITビジネス」です。
 
 マイクロビジネスの実例の中には、インターネットを活用していないものも多数存在していますが、やはり今の時代はインターネットを活用して、いつでもどこでもビジネスができる状態を作りたいものです。
 
 例えば、あるサービスを提供するにあたって、店舗を構えて販売する場合と、インターネット上に販売用WEBサイトを立ち上げて販売する場合とでは、仕事の幅が大きく異なります。
 
 店舗を構えて販売する場合では、店舗を立ち上げるのに多額の費用が必要となりますし、維持管理の費用もばかになりません。販売も、店舗を営業している時間だけに限られますし、もちろんその時間は自分自身が店舗に立って働かなければなりません。さらには、店舗を構えた周辺でしかサービスを提供できないのも難点です。
 
 しかしインターネット上に販売用のWEBサイトを立ち上げれば、インターネット上にお店を立てたような状態です。WEBサイトを作るのには対して費用は掛かりませんし、なんといっても放っておいてもサイトが勝手に販売してくれますので、労働を強いられることはありません。もちろん、サイトのメンテナンスや維持管理に手を加えることは必要になりますが。
 さらに、24時間365日ずっと店舗を営業中の状態で開いておけますし、インターネットがつなげる場所なら、全世界どこにいる人にでもサービスを提供できます。
 
 このような違いからも、時代性を考慮して、よりリスクの少ない起業をと「マイクロビジネス」を選択するのなら、インターネットを活用したITマイクロビジネスを構築することが必要不可欠なのではないでしょうか。
 
 
 インターネットを活用したITマイクロビジネスというと、一見難しいように感じますが、現在ではブログやサイトの立ち上げは無料でできますし、数多くのテンプレートなどで簡単に華やかなサイトを作ることができます。そのブログやサイトで、紹介したいサービスに関する情報を発信し続けてファンを作り、サービスを提供することで、マイクロビジネスを作ることができるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

■ 終わりに

 


 
 この記事で何度かお話していますが、やはりなんといっても「安定」を捨ててまで、自分のビジネスを持ちたいと思う人が少ない為、「安定」を維持しつつもビジネスを作るという考え方が生まれてくるのだと思います。
 
 当たり前の事ですが、会社を辞めて「安定」を手放し、そこから生まれた時間を使って新しいビジネスに取り組んだほうが成功しやすいことは言うまでもありません。
 
 それでもなお、「安定」を維持したまま新しいビジネスに取り組むことを選ぶのであれば、仕事をしながらのわずかな自由時間をふんだんに使って努力し、マイクロビジネスを立ち上げていく必要があります。
 
 
 まだまだ可能性のあるマイクロビジネス。今後もどんな発展を遂げていくのか、目が離せません。