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てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

音声学習を身に着けて、忙しい日々でも勉強できる仕組みを作る

勉強法

 

 

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 人生は、生涯通してたくさんのことを学び続けていかなければなりません。
 
 学生であれば、学校で学ぶ教科科目、社会人であれば、仕事に必要な情報や社会情報、ニュースなど多岐にわたる学習が求められます。部活やプライベート、アルバイト、仕事、付き合いといった、色々なことに時間を使わなければならない中で、勉強という活動にはなかなか時間を使おうとしないのが現状だと思います。
 
 勉強は、自らやろうとしなければ、勉強の為に時間を作ることはできません。よく聞くのが、「時間ができたら、暇ができたら」という言葉ですが、時間や暇ができればより自分が楽しめる活動にその時間を使うことになる可能性が高いと思われます。やっぱり、自分が楽しめること、やりたいことに時間を使ってこその人生ですから。
 
 
 勉強しなければならないけれど、他のことを優先してしまう。これが当たり前になってくると、勉強をしない社会人になってしまい、将来何かを成し遂げたり、仕事で成果をあげたり、人生をより豊かにしていくことはできません。
 
 今回は、そんな忙しいからなかなか勉強できない!という問題に対して、便利だけれど意外と注目されていない勉強のやり方について考察していきます。
 
 
 
 
 
 
 

■ 忙しくてもできる、音声学習

 
 
 
 
 忙しい日々の中で、勉強の為に自分の自由な時間を使うのは非常に惜しい。そんな時は、「何かをやりながらでも勉強できる仕組みを作ること」が理想的です。
 
 
 「何かをやりながらも勉強ができる仕組み」ですぐに取り組める仕組みが、『音声学習』です。
 
 
 音声学習は、その名の通り、学びたい物を音声として耳で聞いて学ぶ学習法で、学生時代の英語のリスニングを応用したものなので、すぐにイメージすることができると思います。
 
 
 音声学習教材は、英語のリスニングだけでなく、資格試験の対策音源やビジネス書を朗読したオーディオブック、語呂合わせを収録した暗記物の教材など、様々なものが販売されています。それでも、まだまだ音声教材の種類や数が少ないところを見ると、「音声で学習をする」という勉強のやり方が注目されていないのだと感じます。
 
 
 「音声で学習をする」という選択肢が無い人が多く、勉強と聞くとすぐに「教科書や参考書、問題集を買ってきて、ノートをまとめたり、問題を解いたり、参考書を読みこんだりすることが勉強だ」とイメージするのではないかと思います。
 
 もちろん、「教科書や参考書、問題集を買ってきて、ノートをまとめたり、問題を解いたり、参考書を読みこんだりすることが勉強」というのは正しいのですが、新しいことを学ぼうとするときは、いきなり参考書を読んでもなかなか頭に入らず、勉強がはかどりにくい。さらには、自分の自由な時間を削ってまで勉強することが難しい。
 
 
 そこで、「音声学習」の登場です。
 
 
 音声学習では、通勤通学をしながら、食事をしながら、友人を待ちながら、もっと言えばお部屋の片づけをしながらだって勉強することができます。しかも、「勉強をしよう!」と力を入れなくても、ただ聞いているだけで少しずつ知識が身についてきます。(集中して聞いたほうが記憶しやすいことは言うまでもありませんが・・・)
 
 忙しい人、なかなか勉強が始められない人、勉強が続かない人にはもってこいの勉強法なのです。
 
 
 
 
 
 

■ なぜ音声学習をすると良いのか

 
 
 
 
 
 音声学習について軽く触れたところで、「音声学習をする利点」について考えてみましょう。
 
 
 
 大好きな歌やアニメ、ドラマなどを繰り返し見たり聞いたりした経験はありませんか?
 
 不思議なことに、大好きなものを繰り返し見たり聞いたりしていると、覚えようという気持ちが無くても、気が付いたら覚えてしまっていたりすることがあります。
 
 
 例えば、大好きなミュージシャンの音楽を習慣的に聞いていると、歌詞やギターの音、ドラムのリズムなどを自然と覚えてしまいます。
 
  それも、運転しながら聞いた音楽や街中でちょろっと聞いた音楽、家でゆっくりしながら聞いた音楽など、色々なものを記憶しています。
 
 
  つまり、音声を聞く利点は、
 
 
・ 聞いているだけで無意識にある程度は記憶できる
 
・ 何か他のことをしながらでも聞くことができる
 
・ 手軽に繰り返し聞くことができる
 
 
 
というところでしょう。
 
  通常の勉強では、無意識に取り組むことはできませんし、他のことをしながらも取り組めません。手軽に繰り返し勉強することも難しい。
 
  音声学習では、これらをすべて解消してくれるのですから、生活の一部に取り入れることで、色々なことを学べるのですね。
 
 
  さらに優れたポイントがもう一つ。
 
  それは、教材を手軽に自作することができて、自分が覚えたいことをピンポイントに学ぶことができる、ということです。
 
 
 
 
 
 
 

■  音声教材を自作して、学びたいことをピンポイントで学ぶ

 
 
 
 
  音声教材を自作すると言うと、商品開発の様で驚かれるかもしれませんが、大したことをする訳ではありません。
 
  単純に、今覚えたいこと、学びたいことを読み上げて、録音するだけでいいのです。
 
 最初は、自分の声を録音することにも、その録音した自分の声を聞くことにも抵抗があるかと思いますが、録音した音声を誰かに聞かせるわけではありません。自分が勉強するために自分の声を聞くだけですから、恥ずかしがらずに試しに作ってみてはいかがでしょうか。
 
 暗記をする場合では、覚えたい単語を数回復唱しながら録音することも効果的です。
 
 「○○だから~なのです。○○だから~。○○だから~ということを覚えましょう。」
 
といった具合に、同じことを数回復唱して記憶の定着率を高めます。こうすれば、1度その音声を聞くだけで、上記の例であれば3回、同じ言葉を聞くことになります。
 
 特に重要な個所に関しては、「復唱」をうまく活用しましょう。
 
 
 ちなみに、自分でノートをまとめたり、単語帳を作ったりと、何かしらの「まとめ教材」を作ったことがある方は、経験があるのではないかと思いますが、
 
 「自分で覚えたいことを一度まとめて、それを教材にして勉強すること」は非常に効率の良い勉強法です。
 
 覚えたいことをまとめる作業の中で、一度情報を整理して覚えやすい状態を作ります。そして、自分だけのまとまった教材で繰り返し勉強すると、ストーリーが繋がって記憶しやすくなるからです。
 
 「まとめるとき、○○を書いたあのあたりに△△も書いていたよな」と情報と情報をリンクさせて記憶することができるのです。また、物事は人に話したり教えたりすることでより記憶に残りやすくなりますが、教材をまとめることにも同じ効果があります。まさに、自分に教えるために情報を一度頭に入れた上で整理しなおしているのですから。
 
 音声教材を作る過程ですでに、効率の良い勉強はスタートしています。
 
 
 
 

■  終わりに

 
 
 世の中では様々な勉強法が溢れかえっていて、場合によっては「効率重視」の勉強法も少なくありません。理論的には効率良く感じられても、どうしても小手先のノウハウだというパターンもありえます。
 
 やはり勉強は、こつこつ努力して、自分に合う勉強法を見つけ出し、取り組みやすいようにアレンジしてこそ効果がでてくるものだと私は思っています。
 
 そこで、他の人が作り出した勉強法を学んで参考にしながら、自分用にカスタマイズすることは良い手段です。
 
 しかし大前提を間違ってはいけません。まずは、どんな手段でも構いませんから、勉強する習慣を身に着けることから始めなければなりません。
 
 日々、勉強をしていきながら、勉強法の勉強もして、自分の勉強スタイルに取り込んでいく。そこからカスタマイズする。これこそ、本来の勉強のやり方です。
 
 
 新しい勉強法や楽な勉強法、効率の良い勉強法を探してはいけない、といっているのではありません。これらのノウハウは、しっかりこつこつ勉強できた人達が作り上げたノウハウなのですから、まだ勉強の習慣が身についていない人がいきなり取り組んでも成果を望めないということです。
 
 
 今回考察した「音声学習」は、そんな勉強に対して挫折しやすい人、つい後回しにしてしまいがちな人にとっても、十分やり遂げられる勉強法のひとつです。
 
 集中して黙々と取り組む勉強に比べると、記憶の定着率も悪いですし、成果も上がりにくい勉強法ですが、「片手間で、無意識に」小さな成果を上げることができます。
 
 勉強の習慣を身に着ける第一歩としても、十分活躍してくれる勉強法のひとつなのです。