てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

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せっかく薦めた本なのに、「面白くない」と思われることがある理由について考える

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  あなたは人に本を薦められたことがありますか?
  そしてもし薦められた本を読んだことがあるとしたら、その本は面白かったでしょうか?
 
  もちろん、面白かった場合もあれば、面白くなかった場合もあります。しかしその本は、薦めた人にとっては面白かったり感動したりした本なのです。面白い!と感じた本を薦めたのに、薦められた方は面白いと感じないことがある。それはなぜなのでしょうか?
 
  私も人に本を薦めたり、人から本を薦められたりします。薦められた本は必ず読むようにしていますが、面白い場合も面白くない場合もあります。言い換えれば、私が薦めている本も、面白くないと感じさせてしまっている可能性があるということですね。
 
  そこで、今回のエントリでは、素晴らしい本を薦めたのに、人によって受け取り方が違う理由について考えていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 

■ 感動や驚きなどを共有したいから、本を紹介する

 
 
 
 
 
  本を他人に紹介したり、プレゼントしたりする時というのは、一体どんな時なのでしょうか?
 
 
  つまらないなあと感じた本は他人に薦めたりしませんし、読んでもない本を薦めることもありませんよね。
 
  やっぱり、自分が実際に読んで、面白い!感動した!勉強になった!と感じた本を、他人に勧めるものです。
 
 
  私も、たくさんの本を読んできた中で、「この内容ならあの人に合うな」なんて考えながら、本を紹介したりプレゼントしたりするようにしています。
 
  もちろん、それでおもしろい!と読んでくれることもあれば、つまらなかった。と感想をもらうこともあります。
 
  そもそも読み切ってもらえないことだってあります。
 
 
  でも、つまらないと感じたり、読んですらもらえなかったりすることも、理解しなければいけません。
 
  そもそも、私が勝手に薦めた本なのですから、その人に合うのかどうかは読んでみるまでわかりませんよね。
 
 
 
  このような感じで、本を薦めるときは、自分が感じた感動や驚きを共有したいから、本を薦めるものだと考えています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

■ 本の面白さ、驚き、感動、学びなどは、読者の知識や経験で変化する

 
 
 
 
 
  せっかく本を薦めたのに、つまらないと言われたり、読んでもらえなかったりするとお話ししました。
 
 
  それはなぜなのでしょうか?
 
  私は、読んで感動した本、面白かった本、驚きがあった本を勧めたのにもかかわらずです。
 
  同じような感想を抱いてもらいたくて薦めたのに、理想通りの反応が得られないのには、以下のような理由があります。
 
 
 
 
・ そもそも、薦めた相手は読書が苦手だ
 
・  本の面白さが理解できる知識や体験を持っていない
 
・  読書の優先順位が低い
 
 
 
 
  例えば、そもそも本をあまり読まない人に、本を薦めた場合は読んでもらえない可能性があります。
 
  普段、本を読まないので、薦められたけれどわざわざ買ったりしないパターンですね。
 
  このタイプの人には、本をプレゼントするのが正攻法ですが、プレゼントしても読まないことがあると頭に入れた上でプレゼントしましょう。
 
  
  読書の優先順位が低い場合も同様に。
 
  仕事の忙しさやプライベートの予定などを優先していく中で、本を読んでもらえないことがあります。
 
  そのまま時間が過ぎていくと、忘れ去られてしまうパターンですね。
 
 
 
 そして、薦めたられた本なのに、面白いと感じてもらえない最大の理由が、
 
 
「本の面白さが理解できる知識や経験を持っていない」可能性があるということです。
 
 
 誤解を招かない為に詳細を説明しておきますね。
 
 
 
 一般的に頭が良いとか頭が良くないとかは関係なく、本に書いている内容について「関係のある知識を持っている」ことや「すでに経験したことがある」ことであると、本の面白さが引き立つということです。
 
 
 例えば、料理が好きな人が「美味しいキャラ弁当の作り方」をまとめた本を読めば、
 
 
 
 
「のりを使えばこんなにもキャラクターを表現できるんだ!」
 
 
「コツを掴めばキャラ弁も時間をかけなくて作れるんだ!」
 
 
 
といったような感動や驚きで、本から学ぶことができます。
 
 
 これは、料理という「キャラ弁」に対する周辺知識や経験を持っているからこそ、本の内容を理解して自分の頭で考えることができて面白いのです。
 
 
 
 しかし、料理なんかまったくしたことがない人にこの本を薦めた場合はどうでしょうか?
 
 料理の楽しみを知らず、あまり興味の無い人が読んでも、決して「面白い」とは感じないでしょう。
 
 
 
 このように、本の面白さが分かるということは「その本に関する周辺知識や経験」を持っているからこそ、楽しめるのだということになります。
 
 もちろん、新しい「未開拓」のジャンルはすべて楽しめないというわけではありません。
 
 これから学んでいきたいと考えている「興味のあるジャンル」なら楽しむことができる可能性はありますよね。
 
 
 
 すべての本にいえることは、
 
 「本の面白さは絶対的なモノではなくて、知識や経験によって個人差のある相対的なモノだ」ということだと考えています。
 
 
 
 
 
 
 
 

■ 本の面白さに個人差があるからこそ、薦めるのではなく情報を公開する

 

 

 
 
 
 本は、面白いと思って薦めても、面白いと思ってもらえない可能性が高いものです。
 
 
 それはすでにお話した通り、これまでの経験や持っている知識によって、本の面白さが変わってくるからでしたよね。
 
 本には、絶対的な「面白さレベル70」みたいな基準があるわけではなくて、読む人によって面白さが変わる相対的なモノだと考えています。
 
 
 だとすれば、「この本おもしろいよ!」とか「この本は読んだ方がいい!」といって薦めるのではなくて、「私はこんな本を読みました」とやんわり情報を公開しながら、「この本読んでみたい!」と反響があるまで待ってみるのも手段のひとつです。
 
 
 私は、このブログやFacebookで「読んだ本の書評」を公開しています。
 
 そうすると、誰か個人に本を薦めているわけではありませんが、ブログやFacebookを見た人から「あの本読んでみたい!」「あの本面白そうだよね」といった反響をもらう事があります。
 
 
 反響をいただければ、その人はその本に興味があるということになりますから、安心して本を薦めることができます。
 
 
 私が読んだ本の中から、他の誰かに読書を始めるきっかけを与えることができるのなら、書評も素晴らしい活動だと思えるようになりました。
 
 
 
 
 ぜひ、本を薦めて「面白くない」と言われるくらいなら、SNSなどで書評にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?