てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

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PSYCHO-PASS サイコパス 上

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【 年間120冊読書計画 45冊目】
 
 

 
 
 
 
 深見 真 著作 読了。
 
 
PSYCHO-PASS サイコパス (上) (角川文庫)
 
 
 
 
 
 
● サイコパスシリーズに関する書評はこちらからお読みいただけます。
 
 
PSYCHO-PASS サイコパス 〜名前のない怪物〜』
 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 
 
 
 アニメで放送された「PSYCHO-PASS サイコパス」の第一期のストーリーを、上下巻に分けたもので、今回はその上巻をご紹介致します。
 
 
 前回、「PSYCHO-PASS サイコパス ~名前のない怪物~」の書評にて、サイコパスシリーズの設定について詳細を記載いたしましたが、この記事にも「引用」という形で同様の設定について記載した後、ストーリーについて軽く触れていきます。
 
 
 まずは、サイコパスシリーズの基本設定について、「PSYCHO-PASS サイコパス ~名前のない怪物~」の記事より、引用します。 
 
 
 
 
 

■ サイコパスシリーズの基本設定

 
 
 
・ 「シビュラシステム」という統治システムが運用されている
 
 
 シビュラシステムでは、個人の適正を計測し、それぞれに合った職業を選び出してくれる他、「サイコパス」という心理状態の計測も可能なシステムで、人間が犯罪を起こす心理状態であるか否かの指標「犯罪係数」も計測する。
 
 日常的に街中のスキャナーや定期健診によって「サイコパス」が測定され、サイコパスの状態が悪いとセラピーを受けるなどして良好な状態を維持するように努めなければならない。
 
 また、「犯罪係数」は100を超えると「潜在犯」という潜在的な犯罪者として認識されてしまう。
 
 ドミネーターという特殊な銃によって、犯罪係数100以上では「パラライザー」という麻酔銃、300以上では「エリミネーター」という細胞沸騰により抹殺される電磁銃で、いわゆる警察に鎮圧執行をなされてしまう。
 
 このように、何もかもが「シビュラシステム」によって生活の基盤を作っている状態であるが、国民の誰もが「シビュラシステム」の正体を知らない。
 
 
 
 
 
・ 公安局刑事課の「監視官」と「執行官」
 
 
 シビュラシステムの統治国家である舞台で、登場人物の多くは「公安局刑事課」に所属する刑事である。
 
 公安局刑事課には、「監視官」「執行官」「分析官」が存在し、それぞれは以下のような違いがある。
 
 
『監視官』・・・ 公安局刑事課のキャリア刑事。ドミネーターを使って潜在犯の鎮圧執行を行う。潜在犯でありながら公安局の猟犬として働く「執行官」の監視役。
 
 
『執行官』・・・ 公安局刑事課の潜在犯刑事。ドミネーターを使って潜在犯の鎮圧執行を行う。自身も潜在犯であるが故に、犯罪者の思考が分かることから刑事課に雇われている。「監視官」の監視の元、「猟犬」として民間の平和を守っている。
 
 
『分析官』・・・ 公安局刑事課の潜在犯刑事。基本的には公安局にてITを駆使した捜査協力を行う。膨大な民間データも「シビュラシステム」によって簡単に引き出せるため、捜査に必要不可欠な存在。執行官と同じく、分析官も潜在犯。
 
 
PSYCHO-PASS サイコパス ~名前のない怪物~ 書評記事より 全引用)
 
 
 
 
 基本設定を見てきたところで、次に簡単な内容についてみていきましょう。
 
 
 
 
 
■■
 
 
 
 
アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」第1期を上下巻に分けた上巻。
 
 
舞台は、人間の精神状態や性格の適正などを計測し、診断する「シビュラシステム」が実用化された近未来。
 
シビュラシステムでは、個人の適正を計測し、それぞれに合った職業を選び出してくれる他、「サイコパス」という心理状態の計測も可能なシステムで、人間が犯罪を起こす心理状態であるか否かの指標「犯罪係数」も計測する。
 
犯罪係数がある一定の数値を越えると施設送りになったり、監視官・執行官が持つ銃「ドミネーター」により麻酔や殺害という執行がなされてしまう。
 
これらを取り締まる監視官は所謂刑事で、執行官は「犯罪係数が一定値を超えた潜在犯であるが、警察と共に捜査に当たる猟犬」として表現されている。
 
 
 
新任刑事として、厚生省 公安局刑事課 1係に配属された常守朱
 
着任当日から事件だということで、初出勤したのはなんと「今まさに犯罪を取り締まろうとしている現場」。
 
初めての職場、初めての出勤で、「ドミネーターによる潜在犯への執行」を目の当たりにする。
 
 
教育課程時はものすごいエリートだった常守は、刑事として働く上でも自分自身の「信念」を持って業務に取り組む。
 
 
 
 
 
完全なセキュリティが充実した労働現場で、本来ではあり得ない、ドローンの誤作動による犠牲者がでてしまった事件。
 
 
ソーシャルゲームの大人気ユーザーが事件によって死亡したのに、ゲーム上では「アバター」が活動しているという奇妙な事件。
 
 
有名女子学園の生徒が連続で殺害され、その遺体が公園や道端に「芸術品のオブジェ」のように展示されるという猟奇的殺人事件。
(この事件は、PSYCHO-PASS サイコパス ~名前のない怪物~で登場した「標本事件」に非常に類似した事件として、関連が捜査される)
 
 
など、ただの殺人事件ではなく、その裏に博識でカリスマ性のある真犯人の姿がうかがえる。
 
 
 
 
 
アニメに則して作られたノベライズであながらも、アニメでは描かれなかった登場人物の心情も垣間見える、満足いく一冊でした。
 
 
 
■■
 
 
 
 
原作に忠実なストーリーでありながら、原作になかった表現も含まれた、原作を楽しんだ人もなお楽しめる作品でした。
 
原作アニメを見た人も、見ていない人も、十分に満足できる1冊です。
 
 
 
 
 
45 / 120
 
 
 
PSYCHO-PASS サイコパス (上) (角川文庫)
深見 真
KADOKAWA/角川書店 (2014-08-23)
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