てかてんの書斎

本業はメーカーの商品開発エンジニア。自宅ではもっぱら読書を楽しむ書評ブロガーとして活動中。読書は年間100冊ペースで、小説でもビジネス書でもなんでも読みます!ブログでは、書評・本から得た学びと考え・その他雑記記事を書いています。

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PSYCHO-PASS サイコパス 下

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【 年間120冊読書計画 46冊目】
 
 

 
 
 
 深見 真 著作 読了。
 
 
PSYCHO-PASS サイコパス (下) (角川文庫)
 
 
 
 
● サイコパスシリーズに関する書評はこちらからお読みいただけます。
 
 
 
PSYCHO-PASS サイコパス 〜名前のない怪物〜』
 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 
 
 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 

 

 
 
 アニメで放送された「PSYCHO-PASS サイコパス」の第一期のストーリーを、上下巻に分けたもので、今回はその下巻をご紹介致します。
 
 
 以前、「PSYCHO-PASS サイコパス ~名前のない怪物~」の書評にて、サイコパスシリーズの設定について詳細を記載いたしましたが、この記事にも「引用」という形で同様の設定について記載した後、ストーリーについて軽く触れていきます。
 
 
 
 まずは、サイコパスシリーズの基本設定について、「PSYCHO-PASS サイコパス ~名前のない怪物~」の記事より、引用します。 
 
 
 
 
 
 
 

■ サイコパスシリーズの基本設定

 

 
 
 
・ 「シビュラシステム」という統治システムが運用されている
 
 
 シビュラシステムでは、個人の適正を計測し、それぞれに合った職業を選び出してくれる他、「サイコパス」という心理状態の計測も可能なシステムで、人間が犯罪を起こす心理状態であるか否かの指標「犯罪係数」も計測する。
 
 日常的に街中のスキャナーや定期健診によって「サイコパス」が測定され、サイコパスの状態が悪いとセラピーを受けるなどして良好な状態を維持するように努めなければならない。
 
 また、「犯罪係数」は100を超えると「潜在犯」という潜在的な犯罪者として認識されてしまう。
 
 ドミネーターという特殊な銃によって、犯罪係数100以上では「パラライザー」という麻酔銃、300以上では「エリミネーター」という細胞沸騰により抹殺される電磁銃で、いわゆる警察に鎮圧執行をなされてしまう。
 
 このように、何もかもが「シビュラシステム」によって生活の基盤を作っている状態であるが、国民の誰もが「シビュラシステム」の正体を知らない。
 
 
 
 
 
・ 公安局刑事課の「監視官」と「執行官」
 
 
 シビュラシステムの統治国家である舞台で、登場人物の多くは「公安局刑事課」に所属する刑事である。
 
 公安局刑事課には、「監視官」「執行官」「分析官」が存在し、それぞれは以下のような違いがある。
 
 
『監視官』・・・ 公安局刑事課のキャリア刑事。ドミネーターを使って潜在犯の鎮圧執行を行う。潜在犯でありながら公安局の猟犬として働く「執行官」の監視役。
 
 
『執行官』・・・ 公安局刑事課の潜在犯刑事。ドミネーターを使って潜在犯の鎮圧執行を行う。自身も潜在犯であるが故に、犯罪者の思考が分かることから刑事課に雇われている。「監視官」の監視の元、「猟犬」として民間の平和を守っている。
 
 
『分析官』・・・ 公安局刑事課の潜在犯刑事。基本的には公安局にてITを駆使した捜査協力を行う。膨大な民間データも「シビュラシステム」によって簡単に引き出せるため、捜査に必要不可欠な存在。執行官と同じく、分析官も潜在犯。
 
 
PSYCHO-PASS サイコパス ~名前のない怪物~ 書評記事より 全引用)
 
 
 
 
 基本設定を見てきたところで、次に簡単な内容についてみていきましょう。
 
 
 
 
 
■■
 
 
 
アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」第1期を上下巻に分けた下巻。
 
 
舞台は、人間の精神状態や性格の適正などを計測し、診断する「シビュラシステム」が実用化された近未来。
 
シビュラシステムでは、個人の適正を計測し、それぞれに合った職業を選び出してくれる他、「サイコパス」という心理状態の計測も可能なシステムで、人間が犯罪を起こす心理状態であるか否かの指標「犯罪係数」も計測する。
 
犯罪係数がある一定の数値を越えると施設送りになったり、監視官・執行官が持つ銃「ドミネーター」により麻酔や殺害という執行がなされてしまう。
 
これらを取り締まる監視官は所謂刑事で、執行官は「犯罪係数が一定値を超えた潜在犯であるが、警察と共に捜査に当たる猟犬」として表現されている。
 
 
 
PSYCHO-PASS サイコパス上 までで、一連の事件を裏で動かしているであろう真犯人のしっぽをついに掴む。
 
その名は、「槙島 聖護」。
 
PSYCHO-PASS サイコパス 〜名前のない怪物〜」で殉職した「佐々山 光留」のパソコンに残っていたある人物写真のファイル名につけられていた「マキシマ」という人物と一致する。
 
 
 
少しずつ正体が分かりつつある敵「槙島 聖護」の影を追う、公安局刑事課 執行官の「狡噛 慎也」。
 
過去の事件で友人を亡くした「狡噛 慎也」は、一連の事件の影に必ず「槙島 聖護」が関与しているとして、独自に操作を進める。
 
ついにその尻尾を掴んだのだが、「槙島 聖護」は「犯罪の最中でも犯罪係数が上昇しない免罪体質」であり、公安局の「ドミネーター」が一切通用しないという大きな壁が立ちはだかる。
 
 
 
シビュラシステムが実用化された社会において、犯罪係数やサイコパスが常に計測される街中では、誰もが周囲の人に「警戒心」を持つことはない。
 
シビュラシステムによって、周囲の人間のサイコパスや犯罪係数は、「安全なもの」と判断されているからである。
 
 
そんなシビュラシステムの悪い側面を利用した、「槙島 聖護」のある作戦が決行される・・・
 
 
 
 
アニメに則して作られたノベライズであながらも、アニメでは描かれなかった登場人物の心情も垣間見える、満足いく一冊でした。
 
 
■■
 
 
 
 
原作に忠実なストーリーでありながら、原作になかった表現も含まれた、原作を楽しんだ人もなお楽しめる作品でした。
 
原作アニメを見た人も、見ていない人も、十分に満足できる1冊です。
 
 
 
 
 
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PSYCHO-PASS サイコパス (下) (角川文庫)
深見 真
KADOKAWA/角川書店 (2014-08-23)
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