てかてんの書斎

本業はメーカーの商品開発エンジニア。自宅ではもっぱら読書を楽しむ書評ブロガーとして活動中。読書は年間100冊ペースで、小説でもビジネス書でもなんでも読みます!ブログでは、書評・本から得た学びと考え・その他雑記記事を書いています。

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神様の御用人3

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【 年間120冊読書計画 48冊目】
 
 

「神様の御用人3」
 
 
 
 浅葉 なつ 著作 読了。
 
 
 
神様の御用人 (3) (メディアワークス文庫)
 
 
 
「神様の御用人」、「神様の御用人2」の書評は、以下のリンクからお読みいただけます。
 
 
 
『神様の御用人』
 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 

『神様の御用人2』

 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 
 
■■
 
 
 
 
日本のあちこちの神社で祀られている数多くの神様。その神様の御用(お願い事)を聞いて回る人間が「御用人」である。
 
 
フリーターだった良彦は、ある日突然手渡された「宣之言書(のりとごとのしょ)」に浮かび出る神様の名前を頼りに、その神様が祀られる神社を訪ねては御用を引き受けるよういなっていく。
 
 
最初の御用で出会った方角の神「方位神」と共に、各地に出向きながら様々な御用を引き受けていくストーリー。
 
 
 
第3巻では、
 
 
 
 
 
● 服を作ることに精を出した神、天棚機姫神(あめたなばたつひめのかみ)
 
 
 
 
 自身で服を作り、その服を多くの人に来てほしいと夢見る天棚機姫神だが、作り上げる服のセンスが一般的なそれと大きくかけはなれている。
 
 簡単に言えば、これまで見たことの無い程奇抜でユニークなデザインなのだ。
 
 そんな天棚機姫神がデザインした服を気に入ってくれる人を探し出すのが、今回の御用。
 
 
 良彦は、「そもそもこのデザインの本を売るのではなく、天棚機姫神のデザイン性から変えていった方が早いのでは・・・?」と考えながら御用に望んでいくが、その結果はいかに。
 
 
 
 
 
 
 
● 人間と接することを好み、子供達に大切なことを教えようとする精霊、大山祇の稲の精(おおやまづみのいなのせい)
 
 
 
 
 
 人間とふれあい、生活を共にすることに重きを置いている大山祇の稲の精。
 
 JAの職員として人間世界に紛れ込み、一般的には普通のJA職員の人間に見えているような状態。
 
 御用としては、「私を相撲で倒してください」とのことであるが、良彦と一戦交えてみると、とても勝てる相手ではなかった。
 
 
 そんな大山祇の稲の精は、ただ相撲で自分に勝つ相手を探していたわけでは無かった。
 
 その地区に住む、ある少年の様子が気がかりだったのが、少年と相撲で勝つ相手を探す理由とは・・・?
 
 
 
 
 
 
● 昔仕えてくれた家臣との再会を夢見る、高龗神(たかおかみのかみ)
 
 
 
 
 
 昔仕えてくれた家臣が持っていた「柄杓」を探してくれ。
 
 高龗神は、家臣との再会を夢見てこんな御用を良彦に与えた。
 
 柄杓と言われても、昔の柄杓が今も残っているとは限らないし、どこにあるのかすらもわからない。
 
 とりあえず、手当り次第の柄杓を探しまわることになる。
 
 
 そんな中、高龗神に助けられた経験があるという少年が現れ、「御用の手伝いをさせろ!」と無理やり良彦と行動を共にすることになる。
 
 高龗神に助けられた少年と、高龗神には、どんな関係があるのだろう。
 
 そして、柄杓の行方は・・・?
 
 
 
 
 
 
● オレンジを日本に広めたとされる菓子の神、田道間守命(たじまもりのみこと)
 
 
 
 
 橘(オレンジの旧名)を探し出し、垂仁天皇へ贈呈したとして、今のオレンジを日本に広めたお菓子の神、田道間守命は自分がお菓子について全く知らず、それなのに「菓子の神」とされていることに後ろめたさを感じていた。
 
 良彦への御用は、オレンジクリームの入ったシュークリームを作って、それを垂仁天皇へ渡すというもの。
 
 実は田道間守命は、橘を持ち帰るまでに時間がかかってしまい、持ち帰ったときには垂仁天皇はすでに死去されていたのだという。
 
 つまり、橘を日本に広めたとはいえ、垂仁天皇には食べさせてあげることができなかった。
 
 その後悔と、自分の不甲斐なさから、垂仁天皇のお墓にさえも参ることができないでいた。
 
 
 お菓子作りもしたことがない良彦と、何の知識もなく、不器用の極みである田道間守命が、どうやってオレンジシュークリームを作るのか。
 
 そして、田道間守命垂仁天皇は、再び再開することができるのか・・・。
 
 
 
 
 
 
このような神が登場するが、どれも1巻、2巻に比べるとマイナーな神や精霊で、ユニークなキャラクターでもあり、楽しめました。
 
 
 
 
■■
 
 
 
 
 
 
 
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神様の御用人 (3) (メディアワークス文庫)
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