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てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

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一般的な速読法を使わずに、本を速く読むにはどうすればいいのだろうか

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 世の中では、本をものすごい速さで読む技術として「速読」という読書法が存在しています。
 
 速読とは、文字通り速く本を読む技術のことなのですが、速読について学んでみると、ただ速く読むことにだけ特化したものや、太字の部分や重要な部分を拾っていきながら、後の内容はどんどん飛ばしていくようなスタイルのものが目立ちます。
 
 特に、1ページを右上から左下に流すように視線を動かし、「読むのではなく、視る」読書法となっているものもありますし、見開き1ページを画像のように捉えて意味を拾う(?)といったノウハウもありました。
 
 私は速読にたけているわけではありませんので、これらの技術の妥当性については正直わかっておりませんが、本の内容を読み込んで、思考しながら流れを楽しんでいく読書が、速読によっても可能なのかどうかについては疑問符がでてきます。
 
 
 
 とは言いつつも、通常の読書法で本をしっかり読み込んでいくと、やはりそれなりの時間がかかってしまいます。
 
 
 読書量が増えてくると、単純に本を読むスピードが速くなったり、連続して読書ができる時間が長くなったり、1行を読みながら隣の行の内容も頭に入ってきたりするようになります。
 
 読書もスポーツの様に、取り組めば取り組むほどに能力が身について向上していくものだと感じています。
 
 
 こうした読書力も、読書のスピードが速くなっていると実感できるものではありますが、読書の楽しみにはまっていけばいくほど、さらにスピードを求めてしまうものです。
 
 
 どのような工夫をすれば、さらに読書スピードを速めることができるのでしょうか。
 
 
 
 
 経験がないから避けているだけかもしれませんが、一般的に言われている「速読」の技術を使わずに、現状よりも読書スピードを速める方法(1日当たりの読書量を増やしていく方法)について、今回は考えていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 

■ やはり、読書量を圧倒的に増やしてトレーニングするしかないのだろうか?

 
 
 
 
 
 まず最初に思いついてしまったのが、「圧倒的な読書量でトレーニングする」ということです。
 
 これまでの読書経験でもわかっていることなのですが、本は読めば読むほど読解力も見につき、文字を追うスピードも速くなるということです。
 
 読解力が高まれば、本を読み進めていく中で、
 
 
 
「ん?これはどういう意味だろう?」
 
 
 
と、読書を中断しなければならない場面も少なくなっていきますから、必然的に読書のスピードが高まるものです。
 
 
 また、文字を追うスピードが速くなるのは、「活字慣れ」とでもいうべきでしょうか。
 
 単純に、スポーツの練習をすればするほど自然とスキルが発揮できていくように、読書も読めば読むほど活字を追うことが得意になっていくようです。
 
 
 つまりは、読書量が増えていくことで、読書スピードは上がっていくということになります。
 
 
 
 私は1年に100冊以上の本を読むようにしていますが、計算上は3日の1冊程度読んでいるような状態です。
 
 
 これでも満足いく読書ができていると思っていましたが、いままで以上に読書スピードをあげるためには、「短期間で圧倒的な量の本を読むというトレーニングをする」ことも必要なのかもしれないと思う様になりました。
 
 
 
 どんなトレーニングでも言えることですが、まずは継続して日々トレーニングすることが必要です。
 
 それからもうひとつ、「短期間に爆発的なトレーニングをする」ということも必要になってくるかと思います。
 
 
 今はどちらかというと、楽しみながらゆったりと本を楽しむスタイルで読書をしていますが、短期間に圧倒的な量の本を読もうと思えば、「速く、多くの本を、短期間に読む」という意識を持って取り組まなければなりません。
 
 これはトレーニングという位置づけですから、今までのように楽しみながら読書をすることができないかもしれませんが、読解力を高めて本を読むスピードを上げるためには、必要なトレーニングだと思っています。
 
 
 
 
 
 
 

■ 速さを意識した読書に取り組んでみる

 
 
 
 トレーニングという位置づけで、「速さを意識した読書」に取り組むと、1冊を読み切るスピードは確実に早くなります。
 
 のんびり楽しんでいた読書に比べると、ちょっと速さを意識するだけでも速く読めるようになるものなのです。
 
 
 人間の意識というのは、普段全く意識していないことほど、隠れた能力を発揮できるので驚きますね。
 
 
 ただ意識するだけで速く読めるようにはなるのですが、それはあくまでも「意識している間だけ」ということになってしまいます。
 
 ちょっとテレビの音に意識が向いてしまったり、他のことを考えながら本を読んでいたりしていると、たちまち元のスピードに戻ってしまうのですね。
 
 
 いつもいつも速さを意識して集中した読書ができれば問題ありませんが、もちろんそんなにうまくいくことはありません。
 
 人間は慢性的に怠けたい生き物ですから、「やる気」がある間は意識することが継続できたとしても、ちょっと「やる気」がなくなってしまうと意識することすら忘れてしまいます。
 
 人間のやる気は、一過性のものであることも少なくありませんし、なかなか自分では制御できない点も問題ですよね。
 
 やる気に左右されていては、本質的に読書スピードが速くなったとは言えないのです。
 
 
 
 
 
 さて、意識すれば本を速く読むことができるとわかったところで、どうすればその速さを維持できるのか。
 
 
 前述した通り、意識している間は速く読めるわけですから、この速く読むという意識を持って大量の本を短期間に読むトレーニングをして、速く読む読書スタイルを「当たり前の状態にする」ことが求められます。
 
 人間は、繰り返しトレーニングしたことに対して、「習慣」という形で自分の能力にしてしまうことが可能です。
 
 
 例えば、野球のイチロー選手がヒットをたくさん打つためには「同じフォームで同じ気持ちになって素振りをするトレーニングをしている」というのは有名な話です。
 
 同じフォームで素振りをするトレーニングを何十年も繰り返すことで、同じスイングを再現できるレベルにまで達しているのだと思います。
 
 野球場に入るときの入り方、バッターボックスに入ってから構えに入るまでの仕草なども、すべて統一してしまっているという徹底ぶりです。
 
 
 この天才とも言えるプロの選手が行っている行動にこそ、繰り返しのトレーニングが習慣になって結果を生み出すことを表しています。
 
 
 
 これを読書に応用することも可能だと思うのです。
 
 速く読むトレーニングをひたすらに繰り返していくことで、それが本を読む際の習慣となり、読書力を強化していってくれるのだと思います。
 
 
 
 
 
 
 

■ 同じ著者の本や同じジャンルの本を読むと、スラスラ読み進めることができる

 
 
 
 
 短期間に大量の本を読む中で、速く読むという意識を持ったトレーニングを行うと言いましたが、これでは「精神論」になってしまいますので他の手法も組み合わせましょう。
 
 早く読むという効果をもう少し高めるために、テンポよくすらすら読める本を選ぶことも視野に入れて考えたいと思います。
 
 
  テンポよくすらすら読める本としては、
 
 
 
・ ◯◯個の法則といった、数ページで完結するノウハウが数十個まとめられた本を読む
 
・  同じ作家さんの本を連続して読む
 
・  同じジャンルの本を連続して読む
 
 
 
といった読書法を組み合わせます。
 
 
  ◯◯個の法則といったタイトルが付いている本は、2〜5ページ程度に一つの法則やノウハウがまとめてあります。
 
  ひとつの法則やノウハウの解説が終わると、「改ページ」が入るパターンが多いので、ボリュームもやや少なめな印象があります。
 
  さらに、一貫して同じ内容ではなく、法則やノウハウ毎に内容が異なりますので、テンポよく読み進めることができるのも利点ですね。
 
  
 
  同じ作家さんの本では、似通った内容が書かれていることがよくあります。
 
  それは、違う本であっても伝えたいことなので、その作家さんにとって重要な部分ということになります。
 
  復習にもなりますし、重要箇所がわかるようになるわけですね。
 
 全く知らないことを書いている本よりも、少しわかってる本を読めば、スピードも早まります。
 
  また、小説であれば、同じ作家さんが書いた同じシリーズの作品を読むとテンポよく読み進めることができます。
 
  キャラクターには愛着がわきますし、内容にも関連性があって理解しやすいのも読みやすいポイントですよね。
 
 
 
 
  最後に、同じジャンルの本を読むことですが、これも知っていることについて再度学べる点で、読むスピードが早まります。
 
  読書においてスピードを妨げるのは、知らない表現や知らない言葉に出会った時、解説を読んでもよく意味がわからない時です。
 
  もちろん、その他にも文字がぎっしり詰まっているとか、知っていることばかりでつまらない時なんかも挙げられます。
 
  
 
  同じジャンルの本を読んでいけば、知らない表現は少なくなりますし、本の内容そのものもよく理解しながら読むことができます。
 
  可能ならば、入門編や図解、イラストがたくさん使われたものなどから読んでいき、理解した上で応用編や実用編を読むと良いでしょう。
 
  ただ闇雲に本を読むのではなく、より知識を吸収できる形で本を選ぶことも大変重要になってくるのですね。
 
  
 
 
 

■  終わりに

 
 
 
 
  読書をする人にとって、読書法や本の読み方というのは千差万別であって、人それぞれ楽しめる方法であるべきだと思います。
 
  その中で、私は速読を使わずに如何にしても早く、たくさんの本を読み、なおかつ内容も頭に入れていくのかを追求したいと考えています。
 
 
  まだまだ読んだ本の数も、本から学べたことも少ないのかもしれませんが、一生涯続けていける勉強であり、趣味である読書は、今後も研究していくことになるでしょう。