てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

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ビジネス本を最大限に活用するための5つの方法

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  近年、読書離れが騒がれていて、本を読む人がどんどん少なくなっていると言われています。
 
  読書をする人が少なくなるにつれて、書店での販売総数も減少しており、小さな書店などが閉店に追い込まれることもしばしば。
 
  地域に根付いたメガ書店のみが生き残っている地方があったり、そもそも書店がない地方があったりと、より出版業界を追い込む形にとなっております。
 
 
  一方で、本を読む人はそれなりの数を読む傾向になっており、本を全く読まないか、本をそれなりにたくさん読むかに分かれているようです。
 
 
  就職を控えた学生が、社会人になって遅れをとらないようにビジネス本を読む。
 
  仕事をしているビジネスマンが、さらにレベルアップするためにビジネス本を読む。
 
  そんな活用の仕方で、ビジネス本に対する需要が伸びてきているというデータもあります。
 
 
  そこで今回は、就職を控えた学生や、実際に働いているビジネスマンが読む「ビジネス本」に焦点を当て、ビジネス本を最大限に活用するために何をすれば良いのかをまとめてみます。
 
 
 
 
 
 

■  気になった部分はとにかく付箋を貼っていく

 
 
 
 読書をしていく上で大切なことはなんですか?と聞かれれば、まっさきに挙げたいのがこの「付箋を貼りながら読書をする」ということだと断言できます。
 
 人によっては、本に直接書き込みをしながらとか、読書ノートにメモを取りながらという人もいると思いますが、私はあえて「付箋を貼りながら」ということでまとめていきます。
 
 読書は、ただ読み進めていくだけでも色々な学びがあって、とても楽しい活動だと言えます。
 
 しかし、人間は物を覚えておくことが苦手な生き物で、よほど覚える気がなければすぐに忘れていってしまいます。これに関しては、みなさんにも経験があると思いますし、イメージしやすいのではないでしょうか。
 
 
 読書でも同じことが言えます。
 
 ただなんとなく読んでいるだけでは、重要なところを1つや2つ覚えていたとしても、その前後関係や具体的なエピソードなどはどんどん忘れてしまいます。
 
 ひどい時には、「この本ってなにが書いてあったっけ?」と内容をまったく思い出せないこともしばしば。。。
 
 誰でも同じように、一度読んだ本をすべて覚えることなんてできません。
 
 
 そこで、この「付箋を貼りながら読書をする」という方法をおすすめします。
 
 
 やり方はいたって簡単。
 
 本を読みながら、気になったところにどんどん付箋を貼っていくだけで良いのです。
 
 ポイントは、ちょっと気になっただけでも付箋を貼るということ。ここはそれほど重要じゃないなと思ったとしても、少し気になったのなら付箋を貼っておきましょう。
 
 そして本を読み終わった後には、付箋を貼った箇所とその前後をさらっと読み直します。
 
 これだけで、その本を簡単にそして短時間で復習できる仕組みの完成です。
 
 
 簡単に物事を忘れてしまうからこそ、復習することで頭に入れていく必要があり、必要な場面ですぐに復習できる仕組みも必要になってきますよね。
 
 付箋を貼った本が本棚に並ぶようになると、この本もう一度読んでみたいなと思ったときに、前回付箋を貼った場所をさらっと復習すれば内容をおさらいすることができるわけです。
 
 
 
 
 
 
 

■  読了後は、付箋を貼った部分を読み直してまとめる

 
 
 
 付箋を貼りながら読書をして、読了後に簡単かつ短時間で復習できる仕組みを作り出すところまでお話したところで、更なる活用法についても触れておきます。
 
 本の復習に付箋を貼った部分を活用することはもちろんなのですが、さらに頭に叩き込むために「付箋を貼った箇所をまとめる作業」を追加するのです。
 
 ただ闇雲に付箋を貼った箇所の文章を書き写すだけでもいいのですが、できれば自分の考えを加えて深い内容にできると理想的です。
 
 
 付箋を貼った箇所を読み直していると、「あれ?なんでこんなところが気になったんだろう?」とか「ここはこういう意味にも捉えられるな」といった自分の考えを付け加えることができます。
 
 本を読みすすめている時と、読み終わったあとでは、考察の質も変わってきますから不思議ですね。
 
 
 これを、読書している最中にやろうとすると、作家先生の文章の流れから自分の考えを含めて考察しにくくなってしまうため、読み終わってからまとめたほうがより学びになります。
 
 
 本を読んだという結果だけでなく、内容をしっかり自分のものにするためにも、復習とまとめ作業は欠かせません。
 
 
 
 
 
 
 

■  とにかくスピード重視!じっくり読むよりも数を読む

 
 
 
 ビジネス本は、非常に多種類にわたって発売されており、個人が学ぶべきスキルも非常に多くなってきている昨今ですから、1冊の本をのんびり読むよりも大量の本を読むことが理想的だと言えます。
 
 もちろん、1冊1冊をじっくり読んで、その内容を確実に頭に入れていけた方が良いのですが、前述した通り、本は一度読んだだけですべてを頭に入れることなどできません。
 
 そのために付箋を貼りながら読書をして、付箋を貼った箇所を繰り返し復習することになります。
 
 
 ということで、一度読んだだけで頭に入れようとするのではなく、一度目に読むときは「付箋を貼れるような重要箇所を見つける読書」をするイメージを持っていただくと良いかもしれません。
 
 初めて読む本では、自分の学びになるような文章や何かに引用できるような文章、気になる文章を探して付箋を貼る。そして、必要に応じて重要箇所を復習して、自分の知識にする。
 
 読書で効率よく知識を得るためには、このサイクルが重要になってきます。
 
 このサイクルをたくさん繰り返して、自分の本棚に付箋を貼った本がたくさん貯まるようになってくると、それだけ自分に必要な知識が蓄積されてきていることになります。
 
 1冊の本から、自分が必要となる文章を探し出し、それを蓄積することで学びになるのですね。
 
 
 
 まとめると、このサイクルにはじっくりと1冊の本を読むよりも、圧倒的なスピードで大量の本を読んだほうがより効果がでることになります。
 
 せっかく買った本なので、じっくり大切に読みたいという気持ちがあるのは私もなのですが、大量の本が読めるように読書に充てる時間を増やし、読書をスピードを速めることも視野に入れたほうが良いでしょう。
 
 
 
 
 
 

■  ある分野に詳しくなりたければ、同じ分野の本を多読する

 
 
 
 
 これは前述の圧倒的な量の本を読むということにもつながりますが、ある特定の分野について学ぶために本を読む場合は、それこそ同じ分野の本をたくさん読むことが重要です。
 
 
 
 例えば、私がこの記事を書くために「ビジネス本の読み方」」や「ビジネス本の活用方法」に関する本を読んで情報を集めようとしていたとします。
 
 その際、たった1冊だけためになりそうな本を購入してじっくり読んだ場合と、10冊程度をさらっと読んだ場合とではどちらがより詳しい記事を書く事ができるでしょうか?
 
 
 もちろん、答えは後者、「10冊程度さらっと読んだ場合」ですね。
 
 
 1冊の本では、その作家先生が考えていることや、作家先生の知識でしか情報を得ることはできません。場合によっては偏った情報を収集してしまう危険性もありますよね。
 
 対して10冊程度読んだ場合では、人によって違った見解で書かれている場面があったり、複数の本で同じことが書かれていたりするので、重要箇所を見つけやすかったりもします。
 
 より多くの情報が得られるという点でも、たくさんの本を読んだほうがいいのは言うまでもありません。
 
 余裕があれば、できるだけたくさん、読めるだけ読む。
 
 もちろん、出来る範囲で構いません。
 
 
 
 
 

■ 良書は何度も読み返す

 
 
 
 
 様々な本にも書かれていますが、良書(良いと感じた本、たくさん学べた本)はとにかく何度も読み直すということも挙げておきます。
 
 とはいえ、良書というのは世間一般的に言われている良書でなくてもかまいません。
 
 自分が良いなと思った本なら、何度でも読み返す価値があるからですね。
 
 仮に世間一般で良書と呼ばれていたとしても、それが必ずしもあなたにとっても良書であるというわけではありませんから、自分が気に入ったものを繰り返し読み返しましょう。
 
 
 本というのは、読む人のレベルや状況によって、内容の受け取り方が大きく変わってくるものです。
 
 料理のノウハウを書いた本があった場合に、料理経験がある主婦と料理をまったく経験していない学生で比べると、料理経験豊富な主婦が読んだほうが理解できることは多いはずです。
 
 対して料理経験が全くない学生の場合は、料理のいろはについて学べたり、「あ、ハンバーグってこうやって作るんだ!」とか「調味料ってこんなふうに使ってるんだ」とか、新たな気づきは多くなります。
 
 このように、本を読む人のレベルや状況に応じて、同じ本でも内容の意味や深みは全く違ったものになるわけです、
 
 ですから、ある人にとってなにが良書で、なにが読んでもあまり意味のない本なのかというのは、読んだ本人にしかわからないのです。
 
 
 というわけで、
 
 あなたにとって「これはいい本だ!」と思える良書を、何度も繰り返し読んでみてください。
 
 できれば、それなりに期間をあけて読んでみると良いでしょう。
 
 
 
 
 
 

■ 終わりに

 
 
 
 いかがでしたでしょうか?
 
 本は、読めば読むほどに学びがあり、読み返せば読み返すほどに深めることができます。
 
 本の読み方や本を読む目的はさまざまだと思いますが、今一度自分の読書スタイルを見直す意味も込めてまとめ記事を書かせていただきました。
 
 読書は一生を通じて取り組める趣味であるとともに、学びの手段でもあります。
 
 だからこそ、スポーツなどと同様に、適宜やり方を見直してステップアップできると、より読書の楽しみも深まるというものではないでしょうか。
 
 
 
 必要に応じて、読書のまとめ記事は書いていこうと思います。