てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

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ビジネス本は中古と新品でどう読み分ける?

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 こんにちは、てかてんです。
 
 
 本を買う時、中古本を買う?新品の本を買う?
 
 最近、読書仲間からこんな質問をもらいました。
 
 正直に答えると、「どちらも読むよ」という答えになってしまいますが、それではおもしろくありませんので、どういった時に中古本を読んで、どういったときに新品の本を読むのかを考えてみました。
 
 そもそも、中古本を買うのは、「なにより金額が安い」ことが大きな理由です。
 一冊1500円程度もする本を買うのはちょっと・・・というのが、素直な気持ちなのかもしれませんね。
 
  おもしろいことに、読書をたくさんするようになると、案外本の金額が気にならなくなるものです。
 
  しかし、読書を始めたばかりの頃はどうでしょう?
 
  きっと、本を買うことよりも、他のことの方が優先順位が高く、新品の本を買うことを渋ってしまうことがあると思います。
 
  私も、読書を始めたのがバイトで少ないお小遣いをやりくりしていた大学生の頃。
 
  ブックオフなどに通いつめて、中古のビジネス本を買い込んでいました。
 
  安いものでは100円を切る本もあるので、重宝したものです。
 どんなに少ないお小遣いでも、100円が払えないことはありませんからね。
 
 
 ただひとつ言えるのは、「100円」まで値が下がっている本は、情報が古いものが多い、ということです。
 
 中古で販売される本には、出版が10年前といった本が含まれていることも少なくありません。これから新しいことを学ぼうというときに、数年前から十数年前の情報をたくさん学ぶよりは、近々の情報を学ぶ方が即効性もあり、間違いがありません。
 
 新しい本には、今話題のことであったり、昔よりも進化したノウハウなんかが詰まっています。
 もちろん、古くから変わらない教えがそのまま生きているものもあります。
 
 一概に、中古と新品はどっちがいいとは言えないのです。
 
 そこで今回は、「ビジネス本は中古と新品でどう読み分ける?」というテーマで、中古本の読み方と便利なところ、新品の本の読み方と便利なところをまとめていきながら、読書について考えたいと思います。
 
 
 
この記事のトピックはこちら。
 
■ 中古本を読む利点と難点は?
■ 新品の本を読む利点と難点は?
■ 中古本と新品の本をうまく読み分ける
■ 終わりに
 
 
 
 
 
■ 中古本を読む利点と難点は?
 
 
 
 まずは中古本から考えていきましょう。
 
 中古本の利点は何よりも「安い」ということです。
 
 一般的な文庫は400~700円程度、通常サイズなら1000~2000円程度の値段はします。
 本が好きでたまらない人なら、この金額を高いとは感じないかもしれませんが、あまり興味のない人からすればそこそこいいお値段だなとは思います。
 
 人が人生を生きる中で手に入れた知恵を詰め込んだ1冊を、1000円程度で読めると考えれば、安いものだと思います。
 
 中古本だと、それがさらに安価で手に入るのですから、読書をしたいけれどお金が気になる人には中古本がぴったりくるのですね。
 
 
 自分のお気に入りの作家が、昔に書いた本を読みたいときなんかも最適です。
 読みたい本を安価で手に入れることができるので、好きな作家で本を集めるときは中古本を買ってもなんら問題はないでしょう。
 
 
 
 しかし前述の話にもあったとおり、「情報が古い」可能性が高いことが難点としてあげられます。
 古い情報だと、今では当たり前のスマートフォンの活用術ではなく、携帯電話の活用術を解説しているかもしれません。
 
 それじゃあ、必要としている情報が手に入らず、安く本を手に入れたのに無駄な時間を消費してしまう、といったことになる危険があるのです。
 
 健康法などでも同様で、昔は「○○ダイエット!」が流行っていたかもしれませんが、今ではそのダイエットは医学的に危険だと証明されているということもあり得ます。
 
 古い情報は、使い方を間違えると大変なので、中古本を読むときには注意が必要になるということですね。
 
 
 これだけお話しすると、古い情報は「悪いもの」と言っているようですが、そうではありません。古い情報も、活用方法によっては価値ある学びになるし、古くから今でも変わらない考え方や学びがあるものです。
 
 例えば、「アインシュタインの名言」をまとめた本があったとして、その情報は確かにかなり古いものになりますが、今も昔も変わらない貴重な教えです。
 これを古い情報だから危険だ、といってしまうと、昔の偉人の知恵を引き継ぐことができなくなってしまいます。
 
 こうした古い情報は、現代でも十分に活用できる教えであり、きっと学ぶべき知識なのだと思います。
 
 
 さらに、「あえて古い情報を学ぶ」という機会もあり得ます。
 
 私はブログで「読書の楽しさや素晴らしさ」を発信しようと、日々パソコンに向かっています。その中で、私自身が体験した読書だけでは、多くをお伝えすることができません。そこで、「読書に関する本」をたくさん読みながら、より優れた情報を集めることはよくあるのですが、古い本ももちろん読みます。
 昔の「読書に関する本」と現代の「読書に関する本」では、書かれていることが全然違ったりします。
 
 昔の情報をあえて仕入れて、そこから考えて学びを得る。こういった情報の活用方法もあるわけです。
 
 
 
 まとめてみると、
 
中古本の利点
・ 安価である
・ 昔の情報を仕入れることができる
・ 好きな作家や内容に間違いがない本なら購入すべき
 
 
中古本の難点
・ 情報が古い
・ 通常価格なら買わない本も買ってしまう(はずれを引く可能性が高い)
・ 時間を無駄にしてしまう可能性が高い
 
 
 
という風にまとめられます。
 
 
 
 
 
■ 新品の本を読む利点と難点は?

 

 

 対して、新品の本を読む利点と難点はどうでしょうか。

 

 利点はもちろん、「情報が最新のものである」ということです。

 

 今話題の技術やノウハウだったり、昔の教えがさらに進化したものだったりするため、新しい学びを得るには格好の材料になります。

 

 自分が学びたいことを最新の情報で学びたければ、まずは本屋にいって新しい本を読めば良いわけですね。

 

 

 さらに今の書店は、様々な情報を与えてくれます。

 ジャンルごとにコーナーわけされていることによって、自分の学びたいことの周辺にある知識や技術をまとめた本に「出会うきっかけ」を与えてくれます。

 

 ポップを読めば、本の内容がざっくりわかり、「この本読んでみたいな」という購読意欲も掻き立ててくれることがありますよね。

 

 書店の入り口や目につきやすいところ、レジの周辺などには、最近話題となっている本をまとめたコーナーもよく見かけます。

 「本屋大賞受賞作品」をまとめているところや、当店書店員がおすすめする本!とまとめられているものも見かけます。

 

 

 このように、新品の本を買いに書店にでかけると、他の本が読みたくなる仕掛けがたくさんあります。

 書店にいくことで、自分が知らなかった新しいことを学ぶきっかけを得ることができ、普段は好きな本ばかり読んで偏ってしまう読書をほぐしてくれます。

 

 

 

 読書の偏りと、その対応策についてまとめた記事は以下にあります。

 

 興味があればご一読ください。

 

 

tekaten.hatenablog.jp

 

 
 新品の本を読むと、「新しい情報」が手に入り、書店では自分の枠の外にある情報が手に入るきっかけを与えてくれるとまとめられます。
 
 難点は、「金額が高いこと」や「一時的な流行であるかどうか見抜けないこと」などがあげられます。
 
 古い本であれば、その本の内容が今も流行っているかどうか判断できるため、必要な情報かどうかの判断がしやすいのが特徴です。
 しかし新しい本は、「お、これは新しい情報だな」と思ったとしても、この1年だけしか流行らない情報である可能性もあります。
 1年後に問題が発覚してブームが去ってしまう情報を、今から新刊の価格で学ぶことになるかもしれないわけですね。
 
 これに対しては、本の目利きができるようになるしかないのかもしれませんが、良い情報かどうかの判断が難しいのが新刊の難点です。
 
 
 
 まとめてみると、
 
新品の本の利点
・ 新しい情報が手に入る
・ 書店でその他の情報も入手できる
 
 
新品の本の難点
・ 価格が若干高い
・ 一時的な流行であるかどうかが判断できない
・ レビューが少ない
 
 
 
という風にまとめられます。
 
 
 
 
 
■ 中古本と新品の本をうまく読み分ける

 

 中古本と新品の本について利点と難点をまとめてみましたが、ここからはそれを踏まえた「本の選び方と読み方」を考えていきます。

 

 私も、中古本を読むこともあれば、新刊を読むこともあります。

 

 なので、私の読書について一例がてらお話しさせてください。

 

 基本的には「新刊」を購入して読んでいます。

 新刊でも安く手に入れたい本は、電子書籍で読むか文庫本で読むスタイルにしています。

 

 ですから、

 

 ① まずはKindleで探してみる

 ② 文庫本で探してみる

 ③ 中古本で探してみる

 ④ 新刊で購入する

 

 

という4つのステップで、読みたい本を探しています。

 

 これを行えば、できるだけ安価で読みたい本を購入することが可能です。

 

 また、基本的には新刊で本を買うとお話ししましたが、中古本を好んで読むことももちろんあります。

 

 それは、「お気に入りの作家の本を探す」「あるテーマについて集中的に学ぶ」「あえて古い情報を探す」の3つです。

 

 ほとんどの場合が「お気に入りの作家の本を探す」ときに中古本を購入しています。

 

 今気に入っている作家さんが、昔からずっと本を書いているならば、必然的に昔の本もあるわけですから、必要に応じて購入します。

 

 「あるテーマについて集中的に学ぶ」というのは、たとえば「英語を身に付けたい」と目標を定めたときや、「ブログで読書に関する記事を書きたいから、とにかく情報を集めたい」となったときが該当します。

 

 私は常に、1つは学びのテーマをもって読書をしています。

 ちょうど今は、「整理術」について学びながら、書斎を改造しようと考えているので、新刊の整理術も中古本の整理術も読んでいることになります。

 

 

 このように、中古本も新刊も、自分の必要なときに応じて使い分けることで、できる限り安く読書を楽しむこともできるのですね。

 

 

 

 

 
■ 終わりに

 

 読書離れが騒がれる昨今。

 人々の価値観が昔とは変わってきて、技術の進歩もそれにならっています。

 

 インターネットに情報があふれているから、わざわざ読書をする必要がない。

 

 そんな声もよく聞きますが、私は読書の情報をインターネットが超える日はこないと考えています。

 

 本を読むという行動そのものが、インターネットでは再現できないからです。

 

 

 ちょっと話はそれましたが・・・

 

 お金を使う価値観も昔とは変わってきているからでしょうか、本のためにお金を使うことが「もったいない」と思っている人も多いようです。

 

 価値観は人それぞれなので、押し付けがましいことは言えませんが、できれば皆に本を読んでもらいたい。

 

 中古本なら100円で読めるし、意外と利点もあるんですよ!

 

 そんな思いで書いた記事です。

 

 たった一人でも、読書をはじめるきっかけになれば、これほどうれしいことはありませんね。