てかてんの書斎

書斎は「学んだり、考えたり、静かに読書したりする場所」だと思います。ここでは、自分の書斎かのように「学んだり、考えたり、書籍について考察したり」する場所です。明日をもっと素敵な一日にするための、考え方・習慣・仕組みについてもお話していきます。

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出版業界がどんどん不況に。これからの読書の在り方。

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最近、身近に読書をしている人が少なくなってきているように感じます。
 
本当は読書の楽しみなんかをシェアする仲間がたくさん欲しいところなのですが、どうにも見当たりません。
 
そう考えて私生活を見直してみると、カフェやファミリーレストラン、公共交通機関なんかでも、読書をしている人があまりいないことに気がつきました。
 
・・・これは勘違いなどではなくて、実際に出版業界そのもので見ても、縮小していっているのだと思わざるを得ません。
 
 
出版業界そのものが縮小しつつある昨今で、これからの読書のあり方や行方がきになるところです。
 
そこで今回、出版業界の今と今後についてをテーマに、1人の読書家として考えたことをまとめていきたいと思います。
 
 
 
今回のトピックはこちら!
 
 
出版業界が低迷している理由
 

身近に書店が無くなることも影響している


本を読まない世代が大人になっている


本にも新しい形が必要?


終わりに

 

 
 
 

出版業界が低迷している理由

 
 
出版業界が低迷している理由は、
 
 
 
そもそも人が本を読まなくなっている
 
ネットで本が買えるようになり、リアルの書店が売り上げ減になっている
 
スマートフォンの普及でインターネットから情報を集めることが主流になっている
 
昔に比べ、個人が時間を潰すアイテムが増えている
 
 
ということが挙げられます。
 
あくまで私個人の考えですが、あながち外れてはいないのではと思っています。
 
理由は様々ですが、一つずつ簡単に解説します。
 
 
 
 
そもそも人が本を読まなくなっている
 
 
 
まずは、そもそも人が本を読まなくなっているということ。
 
新聞なんかでも同じことが言えますよね。
 
ちょっと前は、電車に乗っていてもたくさんの人が本を読んだり新聞を読んだりしていましたが、最近はほぼ9割の人がスマートフォンをそうさしています。
 
スマートフォンでは、SNSを楽しんだり、ゲームをしたり、連絡を取り合ったり、ニュースを見ることもできます。
 
スマートフォン一つでなんでも出来るようになっているからこそ、その一点に人々の興味が集中している状態です。
 
こうした時代の変化や、人々の生活がより便利になる電子機器の登場により、読書に時間を使おうという人が減ってきているのだと分析しています。
 
 
 
 
 
 
ネットで本が買えるようになり、リアルの書店が売り上げ減になっている
 
 
 
また、それでも本を読む人は一定数いるのですが、その読書家の中でも本の買い方や読み方が変化しています。
 
いまや、Amazonをはじめとするインターネット通販で買い物をする人が増えていて、本も通販で買うことができます。
 
忙しくて書店に行けない人や、書店で見つからなかった本を簡単に購入できるため、本を通販で買う人はどんどん増えています。
 
そうなると、必然的にリアルの書店で本を買う人が減っていきますので、リアルの書店は売り上げが下がります。
 
場合によっては、売り上げ低迷が原因で廃業する店舗もあるほどに。
 
さらに、電子書籍の普及によって、紙の本の売り上げも多少下がり始めています。
 
 
現代の技術の発展によって、本の読み方が変わっていく。
 
その中で、リアルの書店が売り上げ減になってしまっているのですね。
 
 
 
 
 
スマートフォンの普及でインターネットから情報を集めることが主流になっている
 
 
 
 
何より大きな影響を与えているのが、スマートフォンの普及でしょう。
 
スマートフォンの普及率は年々増加していますし、スマートフォンがあればいつでも誰でも手軽に情報収集ができます。
 
ググる」という言葉をよく耳にするようになっていますよね。
 
Googleを使ってきになることを検索すれば、本当にたくさんの記事や情報が瞬時に手に入ります。
 
本当に便利な時代になってきました。
 
 
・・・とはいえ、スマートフォンが情報収集に使われることで、本を読まなくてもググればわかる。と思っている人も増えてしまっているのではないかと思います。
 
実際には、ググればわかることはたくさんあるのですが、インターネット上に溢れている情報は正しいかどうか判断できない情報が多くあります。
 
場合によっては、嘘や間違った情報が流れていることもあります。
 
ですから、インターネット上の情報をすべて鵜呑みにするのではなく、ちょっと調べて参考にする程度が理想です。
 
そういう意味でも、本はやはり読むべきで、インターネットとは違った価値があるのですが、なかなか手軽さにはかなわないようですね。
 
 
 
 
 
昔に比べ、個人が時間を潰すアイテムが増えている
 
 
 
スマートフォンと同じく、個人が時間を潰せるアイテムがどんどん増えてきていることも、読書業界不況の一助になっていると考えられます。
 
例えば、「携帯ゲーム機」なんかがいい例です。
 
今や手軽にどこでもクオリティの高いゲームが楽しめますし、インターネットに接続して遠くの友達とゲームを楽しむこともできちゃいます。
 
ゲームの種類も豊富ですし、油断すると何時間も熱中していることも・・・。
 
 
1日は24時間、皆に同じだけ時間が与えられているわけですが、学校や仕事、私生活にかける時間と睡眠時間を除くと、1日には数時間しかありません。
 
そんな中で、スマートフォンやゲーム機、テレビなどがあることによって、個人の時間はほんのわずか。
 
場合によっては全くなかったりします。
 
本を読むために時間を使うことが、そもそも選択肢に入らなかったりもする時代ですから、こうした手軽に楽しめるアイテムが普及していくことも、読書が衰退していく原因だと言えます。
 
 
 
 
 
 

身近に書店が無くなることも影響している

 

 

 

話は少し脱線してしまいましたが、出版業界がどんどん不況になっていくことによって、リアル書店が閉店に追い込まれていくケースがあちこちで発生しているようです。

 

私の住んでいる地域でも、子供の頃から慣れ親しんだ書店がいくつも閉店し、数年前まで何店舗もあった「古本屋」もすべて閉店してしまいました。

 

・・・非常に残念です。

 

 

このように、人々の身近から書店が消えてしまうと、そもそも本を買ってみよう!とか本屋に行こう!という話にすらならなくなります。

 

本を読む習慣がある人は、インターネットから本を買ったり、ちょっと隣の町まで本屋さんを探しに行ったりするのかもしれませんが、本を読む習慣がない人にはこれから本を読むきっかけを与えることができなくなってしまうんです。

 

本屋が次々と閉店していくと、メガ書店に売り上げが集中していくことになり、個人で営業する書店が新規参入できなくなります。

 

やはり今後生き残るのは、メガ書店とインターネット書店だけという感じになっていくのかもしれませんね。

 

 

 

 

本を読まない世代が大人になっている

 

 

自分の親が医者だから、自分も医者を目指しました!

 

っていう話はよく聞きますよね。

 

親がサッカーしていたから、僕も子供の頃からサッカーをしているんです。

 

というように、職業や趣味も、親からの影響を非常に多く受けます。

 

意識していなくても、親が子供に強制しなくても、実はたくさんのことを親から受け継いで、親の影響を受けながら育っていきます。

 

読書も同じなんだろうなと私は思っています。

 

 

親が全く本を読まない家庭と、親が読書好きの家庭があったとすると、子供が本を読むようになる可能性は「後者」の方がダントツで高いと思います。

 

親が楽しそうに本を読んでいたり、いつでもどこでも本を読んでいたりする姿を見ていれば、子供は無意識でも影響を受けます。

 

親が楽しんでいることは、子供も真似したくなっちゃいますよね。

 

 

ということで、現代の親世代があまり本を読まなくなっていることも、出版業界に少なからず影響を与えているのでしょう。

 

親が本を読まないから、子供も本を読まない可能性が高まる。

 

そして、その子供たちが次に親になっていくと、さらに本を読まない子供たちが誕生する可能性が高まる。

 

・・・続けていくと、段々と出版業界が低迷していくのだと思ってなりません。

 

 

私の親はあまり本を読まないタイプですが、それでも私は本が好きでたまらなくなりました。

 

なので、親が本を読まないからといって、子供も本を読まなくなると決まっている訳ではないとも言えます。

 

しかし、確実に本を読まない子供たちが増える「可能性」は高まっていくので、これからの出版業界には近年の「電子書籍」のような新しい形が必要になってくるのではないかと考えられます。

 

 

 

 

 

 

本にも新しい形が必要?

 

 

 

紙の本だけでなく、電子書籍が発展してきているように、本には新しい形が必要になっているのかもしれません。

 

電子書籍がさらに発展して、ちょっとした音声や映像、gifなどのアニメーションが挿入された解説があったりすると、より読者も楽しめるようになります。

 

日本ではまだ浸透していませんが、オーディオブックも手段のひとつですね。

 

オーディオブックは、本の内容をナレーターが読み上げて全て音声化したものです。

 

忙しいサラリーマンでも、移動時間や疲れて横になっている時間なんかにイヤホンを耳に当て、音楽を聴くように読書を楽しむことが可能なのです。

 

もちろん、紙の本や電子書籍を読むのとは一味違った感じにはなりますが、本からノウハウを得るために、今や音でも本が読めるのです。

 

技術の進歩はとても早く、そして面白いものですね。

 

 

数年前まで、本が電子化されて手頃な端末で読書が楽しめるようになるとか、音で読書ができるようになるなんて、全く予想ができませんでした。

 

ですから、この先読書もまた新しい進化を遂げていくものと思います。

 

私も何か新しい進化を提案できる立場になりたいと思っていますが、なかなかアイディアが出てこないものですね。。。

 

時代が新しい読書スタイルを生み出した時、それに置いて行かれないように自分たちも進化していきたいですね。

 

 

 

 

 

終わりに

 

 

自分が人生の一部として楽しんでいる読書という趣味。

 

やっぱり、自分が心から楽しんでいるからこそ、業界として発展して欲しいと思うし、新しい楽しみ方が生まれることも、また楽しみになります。

 

ですから、読書に関わる人がより増え、業界として不況だけれども何か力になれるような活動は続けていきたいと思います。

 

このブログで読書に関わる記事をたくさん投稿することもそうですし、書評を行うこともそうです。

 

いずれは電子書籍を執筆するなどして、少しでも出版業界に寄与できればと思います。