てかてんの書斎

本業はメーカーの商品開発エンジニア。自宅ではもっぱら読書を楽しむ書評ブロガーとして活動中。読書は年間100冊ペースで、小説でもビジネス書でもなんでも読みます!ブログでは、書評・本から得た学びと考え・その他雑記記事を書いています。

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仕事ができるようになればなるほど、仕事が増えて行く

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今日は、最近仕事をしていて常々感じていることをさらっとまとめようと思います。

 

それはズバリ、タイトルにもある通り「仕事ができるようになればなるほど、仕事が増えて行く」ということです。

 

仕事が増えることについては、ポジティブにもネガティブにも捉えることができます。

 

ポジティブに捉えるなら、仕事がもらえて頼られていると感じたり、チャンスがもらえていると思ったり、仕事を通じてさらにステップアップできるという風にも考えることができます。

 

やっぱり仕事がないよりも、たくさんの仕事がこなせる方が嬉しいですし、仕事がもらえることはありがたいことですからね。

 

またネガティブに捉えるなら、頑張れば頑張るほど仕事が「増やされて、忙しくなる」ということです。

能力に応じて難しい仕事が与えられたり、仕事量が多くなることはよくあることですが、それで給与がすぐにアップするわけではありません。

むしろ、仕事の量が多かろうと少なかろうと、企業に雇われている身であれば給与は変わりませんから、仕事をあまりしないで同じ給与をもらえた方が良いと考える人もいるでしょう。

 

こうしたネガティブ要素について、最近思うところがあるので記事にしたいと思います。

 

 

 

今回のトピックはこちら!

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事ができる若手と仕事ができない中堅では、給与面で大きな損がある?!

 

 

 

ネガティブ要素をもう少し掘り下げてみようと思います。

 

例えば、入社して間もない若手がものすごく仕事を覚えるのが早く、かなり重要な戦力になっているとします。

 

また入社して間もないので、給与はそれほどもらえませんが、仕事量は多い。

 

対して、入社して間もない若手の2倍ほどの年齢になる中堅社員が、全然仕事ができず、若手の半分の仕事しかこなせていなかったとします。

 

若手の2倍の年齢なので、給与も2倍近くもらっています。

それなのに、仕事は半分しかできないので、仕事量は少なく残業もほとんどありません。

 

さて、この状況を考えた時、あなたが仕事のできる若手社員の立場だったらどうでしょうか。

 

給与は自分の2倍なのに、仕事量は半分の中堅社員を見て、自分は給与面で4倍もの損をしていると感じますよね。

さらに、仕事を覚えてしまったが故に、仕事は増えるばかりで、あまり仕事をしていない中堅社員に苛立ちを覚えてしまいます。

 

それでも、若手だから頑張らなくちゃと真面目に仕事に取り組んでいると、どんどん仕事は増えるのに、給与はすぐには上がりません。

 

企業では、毎年の昇給はあるものの、どれだけ結果を出し続けても「成果報酬制」ではなく「年功序列賃金制」であればほとんど給与面では差をつけることができないのです。

 

もちろん、昇格には影響が出てくるので、総合年収はいずれ差がついていきますが、あまり仕事ができない人でもそれなりに昇格できてしまうようになっていることもまた難点。

 

大きな企業であればあるほど、そうした「できない社員」を守る「労働組合」がしっかり機能しているので、真面目に頑張る人たちが損しやすいようになっています。

 

 

私の働いている職場でも、仕事ができる人は、年齢では判断できません。

むしろ、若手の方が活躍しているイメージがあります。

 

そして、6割ほどが仕事のできない人たちで、2割が仕事をバリバリこなす人たち、残る2割が可もなく不可もなく、といったところです。

 

たまに、「うわー、損してるよなあ・・・」と思ってしまうこともあります。

 

 

 

 

仕事の結果に対して、適した評価と給与を与えるシステムが必要

 

 

 

 

こうなってしまうと、真面目に仕事をやろうとしている人にモチベーションとなる要素がありません。

 

「なんで自分ばっかり・・・」と感じてしまうとモチベーションは下がりますし、せっかく真面目にやろうと頑張っている人財を無駄にしてしまうかもしれません。

 

となれば、やっぱり必要なのは真面目に取り組んで、仕事において結果を出す人たちに対して「正当な評価をする」ということと、「結果に伴った給与を支払う」という利益を与えるシステムです。

 

毎月の給与とは別に、結果を出した分だけ追加賃金がもらえるとか、お金はもらえないけれど昇格に一歩近づく「ポイント」のようなものがもらえるなど、誰にでもわかる利益を与えるべきだと思います。

 

利益があるならば、対価として仕事を頑張ることも、結果を出し続けることも苦になりませんし、仕事ができない中堅社員に対しても苛立つことも無くなります。

 

 

特別給与がもらえることや、すぐに昇給することなどはなかなか現実味がないかもしれませんが、仕事で結果を出していることに対して「正当な評価」はすぐにでもしてもらいたいところです。

 

 

 

 

 

頑張った分だけ損をするシステムでは、優秀な人財が育たない

 

 

 

長期的に考えると、最も大きな損失は「優秀な人財を育てるチャンスを捨ててしまっている」ということでしょう。

 

 

頑張った分だけ損するのなら、真面目に仕事なんてしたくない。

 

頑張った分だけ損するのなら、新しい仕事を覚えたりなんてしたくない。

 

そう思う人たちも少なくないでしょう。

 

実際に会社で働いていると、この考えの人は結構いるように思います。

 

もしも、正しく評価してくれるシステムがあったなら、その人は仕事をきちんと覚えて結果を出し、優秀な人財へと育っていたかもしれません。

 

せっかくの優秀な人財を、みすみす手放してしまうことが、やはり大きな損なのですね。

 

 

 

 

終わりに

 

 

最近の思うところについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

 

仕事をしていると、いろいろな理不尽に出会います。

 

それは、今回まとめた仕事量や給与のことであったり、上司からの指示が間違っていて結果が出せなかったり、自分が出した結果を誰かに横取りされたり・・・

 

本当にたくさんの理不尽があると思います。

 

それをただ単に理不尽だーっとイライラして、愚痴ばっかり言うだけだと、現状を変えていくことはできません。

 

可能なら、自分なりに考えて、どうするべきなのか、何が重要なのかを冷静に分析してみると面白いです。

 

この記事を書きながら、これからも仕事を頑張ろうと思えましたし、いつか自分が部下を持つ組織の上司になった時は、同じような思いをする若手社員がいなくなるようなシステム改善にも取り組んでみたいと思いました。

 

あまり大きなシステム改善はできないかもしれませんが、チャンスを与えてあげたり、仕事を頑張る意味やモチベーションを与えてあげられるような施作はあると思うので。